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ブックマーク / www.med.or.jp (3)

  • JMAT(日本医師会災害医療チーム)活動報告(3)宮城県石巻市における東京都医師会JMATチームの活動

    東日大震災における東京都医師会の災害医療チーム派遣は,震災直後からのDMATとそれに続く東京都医療救護班等の派遣,JMATとしての派遣に大別される. DMATは三月十一~二十日(福島第一原子力発電所に関するものは二十八日)の間,計十八チームが出動した.東京都医療救護班は六月三十日現在で計百四十六チームである. JMATとしての派遣は,三月二十二日~六月三十日まで,計九十九チーム,医師百七十六名,看護師百十三名,薬剤師二十九名,事務等百二十四名を数える. JMATの派遣先は主に宮城県石巻市であり,原則三泊四日の期間で前チームと一日重なるように設定した.すなわち第一日目は前チームからの引き継ぎを受け,第四日目は次チームへの引き継ぎを行うこととなる. 班編成は原則として医師一名,看護師二名,事務一名である.宿泊地は,この付近の沿岸地域では唯一津波被害を免れた松島に,東京都医師会として継続的に部

  • 視点/JMATの活動と今後の課題

    JMATの活動と今後の課題 五年前に,国際担当として世界医師会 (WMA)アジア─大洋州地域会議を東京で主催した.この時,救急・災害担当でもあり,当時から国際的に関心の高かった,感染症パンデミックと地震・津波など自然災害に対する備え(Disaster Preparedness)の二つをメインテーマに選定し,アジア大洋州医師会連合 (CMAAO)のメンバーと都道府県医師会の参加を得て集中的な議論を行い,会議録を日医師会英文誌『JMAジャーナル (JMAJ)』特別記念号に特集として収載して出版した. 一方,会内に常設の「救急災害医療対策委員会」では,災害医療に関する討議も行った.兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災),能登半島地震,新潟県中越沖地震などの実際的な検討を加えるうち,阪神・淡路大震災以降創設されたDMAT(Disaster Medical Asistance Team)が四十八時間で

  • 日本医師会災害対策本部会議拡大会議/JMATの今後の活動方針等を説明

    医師会災害対策部会議拡大会議 JMATの今後の活動方針等を説明 震災後三回目となる日医師会災害対策部会議拡大会議が四月十二日,日医会館で開催された.当日は,テレビ会議システムを使って,岩手・宮城・福島各県の現状について報告を受けるとともに,JMAT(日医師会災害医療チーム)の今後の活動方針等について説明を行った. 会議は横倉義武副会長の司会で開会.冒頭あいさつした原中勝征会長は,現地の意向を踏まえて,被災地の支援活動に全力で取り組んでいく意向を改めて示した. 各県からの報告では,まず,石川育成岩手県医師会長が,JMAT撤収後の準備を着々と進めていること,四月十一日に立ち上げられた県の復興委員会に医療福祉の代表者として出席したこと等を説明.また,津波の影響もあり,阪神・淡路大震災と比べて,医療機関の復興が遅れているとして,その支援を求めた. 伊東潤造宮城県医師会長は,JMAT宮城

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