待望の阪和ですが、残念な事に小生はこの時期に実見する機会はありませんでした。 京阪電鉄ですが、阪和電鉄が開業申請をした頃に和歌山の電力会社を買収しており、その電力販売の目的で阪和電鉄に接近して同社の開業免許取得に強力しました。その縁で線路建設や車両設計にも首を突っ込んだ模様で、実際には経営にまでは参画しなかったようです。 また、アイスキャンデー色については幼少時の記憶をたどると、昭和25年前後の時代オジサンがチリンチリンと鐘をならしながら自転車で売りに来たアイスキャンデーが空色系に着色されていたような気がします。 一方、当時京阪神間に走っていたアイスキャンデー色と言われた52系急電の塗色は、このモタと同じ濃淡の水色で、窓下に細い赤線が引かれていたのをオボロゲに覚えています。 戦後、阪和線にモタ300による急電が復活したのは1949年3月25日で、この時アイスキャンデー色だったのかどうかは前