会見で経営方針を説明するベネッセホールディングスの原田泳幸会長兼社長=2日、東京都千代田区(平尾孝撮影) ベネッセホールディングスの原田泳幸会長兼社長は2日、東京都内で記者会見し、通信教育「進研ゼミ」のデジタル教材を、会員が持っているタブレット端末iPad(アイパッド)で利用できるようにすると発表した。現在はベネッセが配布した独自の端末に利用が限られている。 答案用紙を郵送して添削する「赤ペン先生」などのサービスは継続する。デジタル教材は補完的な位置付けとする。 ベネッセは、今年4月から独自のタブレットによる学習サービスを展開してきた。iPadの利用は来春から可能にする。月700~1500円でiPadの貸し出しもする。将来はiPad以外の端末にも拡大する。 原田氏は、アップルコンピュータや日本マクドナルドホールディングスの社長を歴任した後、6月にベネッセのトップに転じた。
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