アメリカ海軍はマレーシア航空370便捜索活動に新型海洋哨戒機P-8ポセイドンを投入しているものの、漂流物発見回収用の艦艇を派遣していない。というよりは派遣する余裕がないと言った方が的確かもしれない。 そんなアメリカ海軍とは対照的に、中国は海軍艦艇や海洋監視船など合わせて5隻を南インド洋に向かわせている。うち1隻は、3月30日現在、すでに捜索現場海域で活動中である。 そのように、目に見えて質・両共に充実しつつある中国海洋軍事力に対して、アメリカ海軍をはじめとする国防当局はもとより防衛産業界でも、その強大化のスピードに警鐘を鳴らしている。アメリカ海軍としても海軍関連防衛産業界としても、オバマ政権による大幅な国防予算削減(海軍関連予算も大幅カット)に対して、中国海軍の飛躍的増強を繰り返し指摘することによりアメリカ海軍予算の復活を図ろうとしているものと思われる。 例えば、アメリカ国防当局と防衛関連
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