ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (4)

  • だから、それはブラック企業ではないのです。 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    渡邉正裕氏の「MyNewsJapan」に、「就職人気企業の6割が過労死基準超え 225社の36協定で判明 トップは大日印刷の時間外1920時間」という記事が載っています。 http://www.mynewsjapan.com/reports/1385 >就職人気企業225社のうち60.8%にあたる137社が、国の過労死基準を超える時間外労働を命じることができる労使協定を締結していることが、労働局に対する文書開示請求によって明らかとなった。 だから、それは、それだけではブラック企業ではないのですよ。あるいは少なくとも、ブラック企業ではなかったのです。 なぜなら、長時間労働をはじめとする過重な負担と、生涯を通じた雇用と生活の保障とが、社会学的には、当事者の共同主観的には、釣り合いがとれていたから。 それが日型正社員体制であり、日の労働者たちは、それが広範な報酬によって補填される限り、長時

    だから、それはブラック企業ではないのです。 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    yowa2
    yowa2 2011/03/09
    ”会社の言うとおり際限なく働く代わり、定年までの雇用と生活を保障してもらうという一種の取引"←源氏鶏太とか一昔前のビジネス小説の前提条件。
  • 中小企業労働問題はどこへ行った? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    若者の就職難に関わって、「中小企業にはいっぱい求人があるのに」という指摘が結構あります。 これは、求人量で言えばまったくその通りです。しかし、現に存在する中小企業の求人に応募しないことがマクロ経済的に不合理であるとしても、労働者(未満の学生)にとってもミクロ的に不合理であるかと言えば、もちろん必ずしもそうとは言えません。誰もが知っているように、中小企業になればなるほど賃金は低く、労働条件は悪く、雇用は不安定で、経営者の恣意に晒される危険性が高くなります。 もちろん、現実の中小企業にはさまざまな企業がありますが、不完全な情報をもつ市場のプレイヤーが「統計的差別」に走りがちであることは、労使いずれの側についてもおかしなことではありません。重要なことは、学生が「統計的差別」に陥ることなくより完全情報に近い状態で選択しうるような労働市場メカニズムの確立であり、それは商業主義的な就活産業などに任せて

    中小企業労働問題はどこへ行った? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    yowa2
    yowa2 2011/01/12
    フォークロア扱いワラタ→"普通の国民の民俗知識においては、「中小企業に入ったら損するよ」という口承伝説は着実に伝承されていきました"
  • ネオリベラリズムとフェミニズムとの交叉を論ずるのなら・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    新年の間に届いていた『學士會会報』には、なかなか面白い文章がいくつか載っています。そのうち、テーマとしてはいちばん面白いものであるのに、そのネタの扱い方があまりにも・・・という感を免れないのが、大嶽秀夫さんの「ネオリベラリズムとフェミニズムとの交叉」という文章です。 現代日の法政策史において、一般的には社会民主主義(アメリカで言う「リベラリズム」)に属すると考えられがちなフェミニズムが、むしろネオリベラリズムと手に手を取って展開してきたことは、かなりの人々が指摘している点であり、それがいかなるメカニズムによって実現されてきたのか、という社会科学的分析こそが、このタイトルから期待される内容であるはずなのですが、残念ながら、大嶽さんのこの文章は、ややもすると赤松良子という男女雇用機会均等法制定時の担当局長の個人的パーソナリティを縷々説明するばかりで、なぜそれがタイトルにある、一般的認識からは

    ネオリベラリズムとフェミニズムとの交叉を論ずるのなら・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 気分は正社員?または権利のための闘争 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日、9時半より、法政大学キャリアデザイン学部において、「職業選択論Ⅱ」の講義(上西充子先生)にゲスト講師として顔を出して、若干喋って参りました。 この講義は、例の「くら」事件や「日綜合地所」事件などを題材にしながら、先日厚労省が出した『知って役立つ労働法』を教材に、労働をめぐる現状の理解をめざす講義ということですが、先週、受講学生にアルバイトについてのアンケートを実施し、その結果を踏まえて私もコメントするという企画でありました。 このアンケート結果が結構なにで、募集では時給1000円だったのに実際に入ったら950円だったとか、毎日1時間くらいの時給は認定してもらえないとか、毎月制服代として3000円引かれると決まってから知ったので納得せざるを得なかったとか、無料の事補助が店長が替わって有料になり、店のものをお金を払わずにべるのは窃盗だと言われたとか、まあいろいろな事例が挙がっていま

    気分は正社員?または権利のための闘争 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    yowa2
    yowa2 2010/10/21
    本当に今の若い子は素直ないい子が多い。「エリート以外は実直な精神だけ持っていてくれればいい」(三浦朱門)の成果かしら。
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