ウクライナの首都キーウ近郊では、ロシア軍の撤退後、民間人殺害の実態が次々と明らかになっています。ウクライナ当局は、これまでに1222人の遺体が見つかったとしています。 多数の民間人の遺体が見つかっているキーウ近郊のブチャでは10日、新たに9人の遺体が掘り起こされました。 AP通信によりますと、ロシア軍が撤退前に急いで埋葬したとみられるということです。ウクライナの検事総長は、あわせて67人が埋められているとしています。 また、検事総長はイギリスメディアに対し、キーウ州全体でこれまでに1222人の遺体が確認されたことを明らかにしました。 一方、ゼレンスキー大統領は10日、ロシア軍が東部で攻勢を強めているとあらためて強調しました。 ウクライナ・ゼレンスキー大統領「ロシア軍は東部でさらに大規模な作戦を行うだろう。さらなるミサイル攻撃や空爆を行うだろうが、我々はそれらすべてに対処する準備をしている」
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