愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名事件で、リコール活動団体の事務局幹部だった山田豪(たけし)・常滑市議=十五日付で辞職=が本紙の取材に不正への関与を認めた。名古屋市内で同一筆跡とみられる大量の署名簿に自ら指印を押したと証言。不正を指示した人物として山田氏が名指ししたのは、リコール運動の実務者トップの田中孝博事務局長だった。
![「ミスター こうやるんだ」 リコール事務局幹部の常滑市議証言:中日新聞Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7ace00f4577d1107c8c518044579802221084665/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.chunichi.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2F1%2F6%2F1%2F4%2F1614c0383466629f423038cbff0c10e1_1.jpg)
ミュージシャンの近田春夫が、自伝「調子悪くてあたりまえ」(リトルモア)を出版した。ロックからヒップホップまで幅広いジャンルで半世紀にわたり、歌手や作詞・作曲家、音楽評論家としても第一線で活躍してきた視線から、歌謡界の秘史を縦横無尽に語っている。 ロック歌手内田裕也のキーボード伴奏を務めていた1970年代初め、歌手かまやつひろしにツアーに誘われると、内田に「ムッシュ(かまやつ)と俺とどっち取るんだよ。ばか野郎」とすごまれ、「内田一家の者になったと観念した」と回想する。
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名事件で、活動団体が、計六千万円近くを活動に支出していたことが関係者への取材で分かった。活動終了後の昨年十二月中旬には会長を務める美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長から計千二百万円を借入金として受け取り、収入不足を補った。
名古屋市の河村たかし市長は22日の定例会見で、愛知県の大村秀章知事のリコール活動団体の運動を支援するため、10年前の名古屋市議会リコール(解散請求)の受任者約3万4000人分の名簿を団体に提供していたことを明らかにした。大村知事のリコール活動の署名偽造に流用された可能性は否定した。 河村市長や市長事務所によると、議員報酬削減などを訴えた2011年2月の市議会リコールで署名集めを務めた受任者約3万4000人分の名簿を、市長を支援する市民団体「ネットワーク河村市長」名義で事務所で管理していた。 事務所は知事リコール活動開始後の昨年9月、電子化した名簿を活動団体事務局に提供。事務局は郵送費用などを負担し、重複などを除いた約3万人に受任者として協力を呼びかける文書を郵送。約3000人から返信があり、名簿は事務局から市長支援団体に返却されたという。
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動中に多数のアルバイトが署名を偽造していた問題で、リコール活動団体の事務局幹部が業者にアルバイト募集を依頼したことを示す発注書があることが、関係者への取材で分かった。 関係者によると、アルバイト募集に関わったとされる名古屋市の広告関連会社社長は、愛知県警から任意の事情聴取を受けた。本紙の取材に「全容解明に向けた調査を進めているが、現時点では、弊社が名簿の書き写しに関与した事実はなく、下請け会社が独断で実施した」と説明している。...
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動中に多数のアルバイトが署名を偽造していた問題で、偽造の作業が法的な署名収集期間の締め切り後も続いていたことが、関係者への取材で分かった。アルバイトの募集期間が当初の予定から追加されており、リコール活動団体が、選管に提出する署名数を増やす目的で業者に依頼したとみられる。 署名の収集期間は、地方自治法施行令で2カ月間と定められている。首長選のため署名集めが一時禁止されて期間が延長された市町を除く64市区町村では、昨年10月25日までだった。これらの市区町村の選管の署名提出期限は11月4日だったため、提出の締め切りまでに署名を水増ししようとした可能性がある。...
四月十一日告示の名古屋市長選で、現在三期目の河村たかし市長(72)が、市議会二月定例会初日となる十八日の本会議提案説明で、四期目に向けた態度表明を行わない意向を固めたことが分かった。河村市長は四年前の市長選では二月定例会の冒頭で正式に出馬表明をしており、去就を明らかにしていない今回の対応に注目が集まっていた。 河村市長は十七日夜、本紙の取材に「もう少し時間がほしい」と述べた。二月定例会期間を含めたその後の態度表明の時期については明言を避けた。自ら支援した愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡り、多数のアルバイトが動員されるなど問題が次々と判明していることとの関連については「関係は...
愛知県の大村秀章知事のリコールに向けた署名集めに関連し、名簿書き写しのアルバイトに参加した福岡県久留米市内の契約社員の男性(50)が本紙の取材に応じた。男性は登録している人材紹介会社から「簡単な軽作業」「名簿を書き写すだけ」との趣旨の電子メールを受け、十月中旬から下旬にかけて佐賀市内の貸会議室で、時給九百五十円で作業をした。五百円の交通費も支給された。
名古屋市で今月下旬、救急搬送要請後に計8カ所以上の病院から受け入れを断られる事案が2件相次ぎ、患者計2人が搬送中に心肺停止となっていたことが分かった。ともに新型コロナウイルス感染が疑われる患者ではなかった。市が25日に発表した。コロナ病床の逼迫を受け、各病院とも一刻を争う救急患者受け入れの余裕がなくなっている深刻な事態で、市の担当者は「このままではまた同じ事態が起こる」と強く懸念する。 市によると、22日午後8時ごろ、市内の70代女性に意識障害があると家族から119番があった。救急隊は、市内8カ所の病院に対し11回にわたり入院を打診したが、全て断られた。9カ所目の市外の病院で受け入れが決まり、出動指令から1時間9分後に到着したが、女性は途中の車中で心肺停止に陥った。 24日午後7時ごろには、市内の60代男性が体調不良を訴えて自ら119番。救急隊は市内計10病院に延べ11回にわたり受け入れを
「無限にかっこよくなりたい」 南米・ブラジル発祥の音楽を組み合わせた格闘技「カポエイラ」の競技者で、白山市松任中学校一年の舘あかりさん(13)=同市平松町=が今月九日、世界大会のU−18オンラインカポエイラソロ大会U14女子(対象十二、十三歳)の部で初優勝した。「競技を続け、無限にかっこよくなりたい」と意気込む。(吉田拓海) カポエイラは踊りと武術を組み合わせた動きをすることから「美しい格闘技」とも呼ばれる。十六世紀、ブラジルの黒人奴隷たちがダンスに見せかけて護身術を学んだのが発祥とされる。歌や太鼓などの演奏に合わせ、全身をしなやかにつかった円運動を繰り返しながら、蹴りを矢継ぎ早に繰り出す。殴る動作は禁止されている。 舘さんは金沢市の「ゲトカポエイラ」に所属。カポエイラをしている父の利彦さん(41)の影響で、小学一年生の頃から始めた。見学に訪れた際、競技の素早い動きを「かっこいい」と感じた
愛知県蒲郡市のラグーナテンボスが運営するタラソテラピー(海洋療法)施設「タルゴラグーナ」、直営ホテル「ラグーナヒル」、日帰り温泉施設「ラグーナの湯」の3施設が、3月末で営業を終えることになった。新型コロナウイルスの影響で経営環境が悪化し、継続は困難と判断した。 隣接する「ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」を運営するリゾートトラスト(名古屋市)に3施設の土地(2万3千平方メートル)と建物を売却する契約を、昨年12月21日に結んだ。リゾートトラストは3施設を取り壊す方針。 3施設は、かつてラグーナ蒲郡を運営した第3セクター「蒲郡海洋開発」が2003年に開業。温海水プールなどを備え、海の恵みを美容や健康に生かすとうたうタラソテラピーは、複合型リゾートの売りの一つだった。一方で採算は厳しく、14年にラグーナテンボスに譲渡された。
新型コロナウイルスの感染拡大が収束をみせないまま2021年を迎えた1日未明、名古屋市熱田区の熱田神宮には、マスク姿の家族連れや若者らが初詣に訪れた。混雑は例年ほどではなかったが、拝殿前では午前0時前にカウントダウン。人が密集して混雑し、警察官らが密を避けるよう呼び掛ける場面もあった。
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