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  • 「同和」という言葉をめぐって - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    当は専門家が語るべきだろうと思うが、今回の騒動で問題となった同和という言葉を中心に少しだけ。僕らの世代では当たり前でも、今の若い人たちはあまり知らないことなのかもと思うし、極めて党派的対立が強い分野なので、専門家ではない一般人がアウトラインを語る意味は少しはあるだろうと思う。 もともとこの言葉は被差別部落の環境改善と差別解消を目的とした事業を、差別によって立ち遅れていた生活インフラや都市環境を他の地域と同じような水準にすることで差別を解消しようという意味で同和事業と呼んだことから来ている(追記あり)。地方で個別に行われていたものが、69年、同和対策事業特別措置法として正式に立法化され国策事業になった。10年の時限立法だった。 多額な予算を投入する国策事業なので、どうしても利権ができる。で、その利権を巡るいくつかの騒動が事件となり同和利権という言葉ができた。一方で、部落解放運動の中で、大き

    「同和」という言葉をめぐって - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 『世界一のクリスマスツリーPROJECT』について僕が考えていたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    僕がこのイベントを知ったのは少し遅くて、Twitterのリツイートで流れてきた例の「冷笑」ツイートを見て、なんか嫌な感じのことをつぶやいているなあ、何があった、と少し不可解かつ不愉快な気持ちになって、それから2、3日後のことでした。リツイートでおぼろげながら例のツイートの理由みたいなものが分かってきて、少し時を遡って調べてみると、通常のしくじりや、Twitterで起こりがちな派手で面白そうなものごとに対する異論反論、嫌儲をベースとした批判等とは違う問題の複雑さが次第に浮かび上がってくるように僕には感じられました。 僕が調べ始めた時には既に所謂「炎上」になっていて、大勢の方々がそれぞれの思いで批判の言葉を投げかけていました。マスコミ等で今も引用され、イベント運営側が批判に対する反論として使われる「木がかわいそう」という言葉は、この初期のツイートを指しているのだと思います。この言葉は「生活のた

    『世界一のクリスマスツリーPROJECT』について僕が考えていたこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 「つぶやき」と「いいね!」 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    2年前の今頃、『「つぶやき」と訳したのがよかったのかもね。』というエントリを書きました。読み返してみて、あの頃は、私はまだtwitterユーザーではなかったんだなあ、と土曜の深夜にしみじみ。ちょっと前のエントリを引用してみます。ちょっと長いですが。あの頃、twitterの宣伝文句はこんな感じだったんですね。 サービスがはじまった当初のキャッチフレーズは、こうでした。 What are you doing? 日語で言えば、「今、何してる?」という感じですね。Buzz(このBuzzって、蜂のブンブンという羽の音のこと)的な、気軽で前向きなコミュニケーションの指向性を感じますね。これも、相手に語りかけるという意味では「つぶやき」とは違います。 で、今の英語版のキャッチフレーズは、こうなってます。 Share and discover what’s happening right now, an

    「つぶやき」と「いいね!」 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 「2008年広告費」雑感 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    総広告費 6兆6926億円(前年比4.7%減) テレビ  1兆9092億円(同4.4%減) 新聞   8276億円  (同12.5%減) ネット   6983億円  (同16.3%増) 折込   6156億円  (同6.0%減) DM    4427億円  (同2.4%減) 雑誌   4078億円  (同11.1%減) 屋外   3709億円  (同8.2%減) 交通   2495億円  (同3.7%減) ラジオ  1549億円  (同7.3%減) ネット広告費6983億円の内訳 検索連動広告費 1575億円 (同22.9%増) モバイル広告費   913億円 (同47.0%増) マス4媒体広告制作費    3254億円 (同5.2%減) ※内テレビ広告制作費 1959億円 (同3.3%減) ネット広告制作費     1610億円 (同14.0%増) 参考記事:2008年の国内ネット広告費

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