1987(昭和62)年にオープンしてから29年間、夫婦で切り盛りしてきた同店。8個入り=300円、15個入り=550円という価格から、行列のできるたこ焼き店として知られ、地元住民にも愛されてきた。客の待ち時間を短縮するために、8個入りは一人2パックまで、12個入りは一人1パックまでの購入、という独自のルールを設けている。 店主によると、「大家さんが新しく変わって、家賃が大幅に値上がりすることになった」ため今月末で閉店することに決めたという。「物件は探しているが、急に決まったことなので大変」とも。 ツイッター上では、「ショックだな」「悲しすぎる」「あと5回は行こう」「大阪屋今月いっぱいで閉店とか下北沢終わりすぎ」など、閉店を惜しむユーザーの声が相次いでいる。 営業時間は17時30分前後~23時前後。売り切れ次第終了。水曜定休。
下北沢の「JAZZY SPORT SHIMOKITAZAWA」(世田谷区北沢2、TEL 03-6453-2278)内に1月10日、ポップアップストア「JAZZY BOOKS」がオープンした。 オープン前日の9日にはブックディレクターの幅允孝さんとトークイベントを開催 同店は、選曲家で執筆家の沖野修也さんが監修する期間限定の書店。ジャズに特化した評論、詩集、小説、写真集や、沖野さん自身の書物やレコードなどの私物も60点ほどをそろえ、書籍の表紙のデザインにこだわったセレクトから、「ジャケ買い」を推奨する。 「ジャケットと内容は、ある程度クオリティーが比例している気がする。店でレコードを探すときも上から3センチくらいを見ただけで、イケてるかどうか分かるようになった」と沖野さん。 店内では、Tシャツやトートバッグ、マグカップなどのオリジナルグッズを販売。24日には、併設されているダンススタジオを「
下北沢南口の「ヴィレッジヴァンガード下北沢店」(世田谷区北沢2)を運営するヴィレッジヴァンガードコーポレーション(愛知県名古屋市)が10月2日、初となる公式ガイド本「THE VILLAGE VANGUARD」を発売して1カ月がたった。 安定して売れ続けている商品のひとつだという「スライムカレー」 誌面には、全国各地のヴィレッジヴァンガードやグループ店から集めた商品を500 アイテム以上掲載し、漫画家で「アイドルのバンドじゃないもん!」「コップのフチ子」の生みの親でもあるタナカカツキさん、漫画家の西尾雄太さんなど、ヴィレッジヴァンガードにゆかりのある著名人が登場。 POPを見て紹介されている商品を当てる「手書きPOP検定」のページについて、「スタッフは人見知りな人が多い。うまく接客トークができないからPOPに力を入れるようになったのが始まりだった」と明かすのは、下北沢店の次長・長谷川朗さん。
2月8日の午後に撮影した同館入り口のポスター。雨にもかかわらず会場は賑わっていたという(画像提供:小出麻子さん) 芦花公園駅近くの世田谷文学館(世田谷区南烏山1、TEL 03-5374-9111)で1月24日~3月31日に開かれた「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」が閉幕した。 「リバーズ・エッジ」「ヘルタースケルター」などの代表作で知られる漫画家で、下北沢出身の岡崎京子さんの資料や原画などを展示した同展。開催中は多くのファンが訪れ、ウェブサイト上で「混雑状況」がアナウンスされるほどの盛況ぶりだった。来場者数は同館のイベントでは過去最高となる2万3000人以上だったという(29日時点)。 展示とともに、ロックバンド・ドレスコーズのメンバーの志磨遼平さんによるトークイベント、いとうせいこうさんが司会を務め岡崎さんがゲスト出演した番組「ゲバゲバゲリラ」(スペースシャワーTV)の上映、ワークシ
下北沢北口のカレー店「般°若(パンニャ)」(世田谷区北沢3、TEL 03-3485-4548)が1月23日、リニューアルオープンした。 真っ黒なイカスミ入りパン粉をつける様子 昨年8月から休業し、スタッフの体制を整える都合で再開のタイミングが予定よりも遅れていたという同店。席数は以前と変わらずカウンター10席。壁の一部を塗り替え、食券の券売機を新たに設置した。 オーナーは俳優・タレントの松尾貴史さん。「オーナーと新しいメニューについて話し合った」というスタッフの渡辺大黒さんによると、新しいカレーのスパイスは「サラサラしてもたれないうま味のある味を目指し調合した」という。これまでルーは中辛のみだったが、辛口を追加。好みに応じて選ぶことができる。リニューアルの目玉として開発した「マハーカツカレー中辛・辛口」(各1,520円)は、「松尾さんのお気に入り」という豚肉料理店「?屋(たくや)」(大阪府
下北沢北口に1月10日、テークアウトのカップケーキ専門店「N.Y Cupcakes(ニューヨークカップケーキ)」(世田谷区北沢3、TEL 03-3465-4262)がオープンした。 おいしそうなカップケーキ 経営者の佐々木祐一郎さんはデザイン系企業で働いていた元会社員。アメリカ出張の際カップケーキに出合い「おいしくてかわいい」と感激し、妻の香里さんとさまざまな店を食べ歩いたという。「どうして日本にはカップケーキ専門店が少ないのか。日本でもはやるのでは」と考え、香里さんは現地のカップケーキ店で作り方を学び、2007年7月に明大前に同店を開いた。 夫婦で切り盛りしていた明大前店が手狭になり移転先を探していたところ、下北沢の空き物件に出合った。祐一郎さんは「一番街の落ち着いた雰囲気に、ここでやりたいと思った」と話す。オープン日には口コミで100人ほどが来店した。 商品は、「カップケーキ」(8~1
下北沢北口の一番街商店街に12月1日、古書店「クラリスブックス」(世田谷区北沢3、TEL 03-6407-8506)がオープンした。 子羊の入った同店のロゴ 店舗面積は約10坪。哲学思想や美術、ファッション、サブカルに関する古書など約2千冊が並ぶ。店主の高松徳雄さんは、日本大学で哲学を学んだ後、神保町の古書店で10年間修業。もともと独立して古書店を持ちたいという夢があり、今年6月に退社し、同僚2人と共に同店をオープンした。 「年季の入った古書店は入店しづらい雰囲気があるので、気軽に入ることのできる空間づくりを意識した」と高松さん。「古本を通して、新たな発見や出会いを生み出す場にしたい。哲学思想に興味のある人と語り合い、私たちとお客さま、そしてお客さま同士のつながりを大事にしたい」とも。 下北沢に開店した理由は現在高松さんが住んでいることと、学生のときから通っていて知り合いが多く、なじみがあ
取り壊しが進む旧下北沢駅舎(奥)。「開かずの踏み切り」と言われていた「東北沢6号」から撮影。「東北沢6号」はすでにレールが撤去され舗装済 小田急下北沢駅地上ホームと地上改札駅は今年3月に営業が終了し、地下駅へ切り替えとなった。旧駅舎は現在も南北の連絡通路として通り抜け利用できるが、7月18日以降は立ち入り不可となる。取り壊しの終了日は8月末を予定。 旧駅舎解体中は、駅舎部分の通り抜けのために南北仮通路を設ける。現在の南口、北口の改札付近を入り口とし、幅は2メートルほど。20段ほどの階段ができる。 子どものころから下北沢かいわいに住んでいるという60代女性は、駅舎取り壊しについて、「地上の駅舎や線路は子どものころから使っていた。なじんでいたものが無くなるのは、やっぱり寂しい。これまでは踏切にイライラしていたのに、無くなると静かで変な感じ」と振り返る。近くを通りかかった40代男性は「マンション
小田急小田原線の世田谷代田駅が3月23日から地下化し、地上にある西口から地下の改札までをつなぐ106段の階段ができた。この階段の写真がネット上で拡散し、話題を呼んでいる。 「長い階段…ご迷惑をおかけいたします」の貼り紙も この写真を撮影したのは、コワーキングスペース「下北沢オープンソースCafe」(世田谷区代田6)の店主でデザイナーの河村奨さん。河村さんは24日の22時頃、夫婦で新しくなった世田谷代田駅を見に行き、階段の長さに「冗談かと思った」という。Facebookに掲載後、写真がネット上で拡散して話題となり、「下北沢駅の影に隠れて話題にならない世田谷代田駅の地下化がカオス ジェットコースター階段」というまとめページもつくられた。 小田急電鉄が発表している同駅の1日の平均乗降人員は8,133人。改札から地上出口に上がる方法は106段の階段以外に、エレベーターと上りエスカレーターも設置して
下北沢駅は1927(昭和2)年に開通。その後、立体交差工事などを行い、現在の形となった。地上駅である小田急電鉄下北沢駅の上を高架駅である京王電鉄下北沢駅がまたぐ形で立体交差している。小田急線ホーム地下切り替えの理由は、下北沢が抱える「開かずの踏み切り問題」を解消するため。現在、下北沢駅の踏切は、国土交通省の発表した「緊急対策踏切リスト」に名を連ねており、ピーク時の開放時間は60分のうち10分のみ。今回の工事を機に、交通渋滞や踏切待ちによる事故を低減し、住民らの生活の便宜を図るのが狙い。 地下化を目前に、下北沢駅にはカメラを手に別れを惜しむ人の姿が多く見られる。下北沢で書店「フィクショネス」(世田谷区北沢2)を営む作家の藤谷治さんは、ツイッターで「踏切事故もなくなり、列車の運行もスムースなるでしょう。何よりバリアフリーがいくらかは進歩するはずで、これまで内心、車椅子の人に気易く『下北沢に来て
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