ブックマーク / tavito.net (8)

  • 新曲『今夜、世界中のべニューで(Who's singing)』

    2020年04月04日 (土曜日) 新曲『今夜、世界中のべニューで(Who's singing)』 新しい歌をアップしました。 タイトルは決めかねていて、現状「今夜、世界中のべニューで」と「Who's singing」を併記しています。 ベニュー(venue)というのは開催地のことですが、この曲では、ライブハウスを指しています。 再び世界中の街角で何の警戒もなく音楽が楽しまれる日、それは僕たちがまた以前のように気楽に挨拶したり互いに抱きしめあったり出来る日です。 苦しみの只中にある方にも希望がひらけますように。 ↓ 最近ずっと咳喘息で、気管支が腫れ、歌声はへろへろですが、ご容赦ください。 今の健康状態でコロナウィルスに感染するのはマズイなーと思いつつも、自宅で楽器を抱えて声を出すと、やはり力が湧いてきます。 当は今頃、公演のため、郷里である高知県にいる予定でした。 気合を入れて準備してい

    新曲『今夜、世界中のべニューで(Who's singing)』
  • きみはいるかな (戦地の家族たち)

    2020年01月09日 (木曜日) きみはいるかな (戦地の家族たち) 昨夜、(ガザ、シリアなど)戦地にいる小さな家族を思い浮かべながら、歌を作りました。 きっかけをくれたのは14歳の友人からのメールです。 米国とイランの衝突に、「何か出来ることはないか?」と思い悩み、ひどく胸を痛めていました。 トランプもハメネイも互いに自国での失策を打ち消し、問題の矛先をそらすためのブラフ合戦をしていて、全面衝突には至らないでしょうが、殺されたソレイマニを信奉していた中東各国の民兵たちの憎悪は取るに足りない火種と言えないでしょう。トランプ当に愚かなことをしました。 ___________________________ 〈歌詞〉 きみはいるかな そこにいるかな あの頃と変わらない微笑みで きみはいるかな 無事でいるかな あの頃と同じように会えるかな この争いは誰のため この悲しみは何のため 僕らは何

    きみはいるかな (戦地の家族たち)
  • 七尾旅人「LEFT HAND DIARIES」

    〈この作品について〉 1月2日に利き手を骨折し、 全治3ヶ月の診断を受けました。 通常の仕事が不可能になり、途方にくれましたが、 「なにかやれることを探そう」 と思って作り始めた、連作集です。 骨折の夜から左手で紡いだ日記と音と絵などを収めました。 なにか不思議なドキュメント作品になっていっているように思います。 音楽に夢中になって20年余り、 日々の中で歌をどんなふうに思い描き、 生み出して来たのか、 一時的に片手を失った今、 それを再発見するための機会を与えられた気がしています。 ぜひ聴いてみてください。 きっと体験したことのないものだと思います。 もし楽しんで頂けたら心から嬉しいです。 七尾旅人

    七尾旅人「LEFT HAND DIARIES」
  • 国府達矢の15年ぶり復活アルバム「ロックブッダ」が今日、発売になった。

    2018年03月21日 (水曜日) 国府達矢の15年ぶり復活アルバム「ロックブッダ」が今日、発売になった。 国府達矢の15年ぶり復活アルバム「ロックブッダ」が今日、発売になった。 これに関しては客観的になれない。 彼と出会ったのが18歳。まだほんの子供だった。音楽業界の末端で、ズタボロだった頃、人間味のある彼との出会いは、自分にとって大きなものだった。 やがて、苦境にある姿を見て、手伝いをしなくてはと思ったのが20代の序盤で、その後911fantasiaで彼を取り上げたり、書いたり、百人組手してみたり、配信システム作ったり、国府達矢の不在を強い契機の1つとしながら現行のオルタナティブと接触し、その先の風景について考えていった。そうして僕自身も少しずつ成長していった。 今作のほぼ完成したデモを聴いたのが震災の翌年だったろうか、その時点でレーベルスタッフの理解を得てリリースの全面バックアップを

    国府達矢の15年ぶり復活アルバム「ロックブッダ」が今日、発売になった。
  • 「兵士A」朝日新聞デジタルの記事についての補足

    2016年07月09日 (土曜日) 「兵士A」朝日新聞デジタルの記事についての補足 「兵士A」朝日新聞デジタルの記事についての補足 _________________________ 観念的な「戦争やめよう」にはピンとこない 七尾旅人インタビュー http://digital.asahi.com/articles/ASJ765TG9J76UCVL01R.html?rm=818 _________________________ 7月7日の朝日新聞デジタルにて、「兵士A」についての取材をして頂きましたが、新聞メディアゆえ原稿チェックがなく、僕が実際に発言した言葉と文中の言葉に多少の差異があります。今作は微妙な問題を扱った内容で、記事公開と同日に発売日を迎えたばかりでもありますので、下記、最小限だけ補足をさせてください。 取材をしてくださった記者、板垣麻衣子さんへの批判の意図はいっさいありませ

    「兵士A」朝日新聞デジタルの記事についての補足
  • 兵士Aくんの歌

    2015年07月15日 (水曜日) 兵士Aくんの歌 兵士Aくんの歌 アルバム用に作っている曲ですが 良くない状況なので 共有することにしました。 ちいさな歌ですが 役に立てることがあったら使って下さい。 ________________________________ 〈歌詞〉 1人目の彼はどんな人だろう 1人目の戦死者Aくん 1人目の彼はどんな人だろう 何十年目の戦死者Aくん 彼は僕の友達 あれは僕の弟 彼はわたしの彼 あれはわたしの子 1人目の君はどんな人かな 野球好き? それとも ラジオが好き 1人目の彼はどんな人だろう 1人目の戦死者Aくん 彼は僕の友達 あれは僕の弟 彼はわたしの彼 あれはわたしの子 僕たちは ある朝ニュースで君のことを知る しばらくのあいだ 君の名前は隠される 最初の数ヶ月 君の名は英雄の呼び名となり そしてやがて 君の名前は 当たり前のものになる Aくん Bく

    兵士Aくんの歌
  • 富士見丘教会のライブ禁止と タマス•ウェルズさんの来日公演に関して

    2014年06月04日 (水曜日) 富士見丘教会のライブ禁止と タマス•ウェルズさんの来日公演に関して うーん...残念 許可っていうより...今回 依頼を受けて演奏したのですが RT @straywalker 「先日行われたライヴ」ってどう考えても七尾旅人の百人組手だよな・・・。でもそれならなんで許可したんだと思うんだけど:下北沢・富士見丘教会が今後のライヴ禁止を通達 http://t.co/AoZUCJzmcp _______________________________________________________________ この件が話題になっているのを見つけて 僕や出演してくださった皆さんだけでなく なかには当日のお客さんを非難する声までありましたので 私見を述べさせて頂きます  最初tweetするつもりでしたが少し長くなりましたのでこちらに移しました 読み辛かったらごめ

    富士見丘教会のライブ禁止と タマス•ウェルズさんの来日公演に関して
  • 次のアルバムについて   tweetしようと思ったけど長いのでひとつにまとめました

    2013年12月23日 (月曜日) 次のアルバムについて   tweetしようと思ったけど長いのでひとつにまとめました P-VINEスタッフ それから離れてしまったけど前マネージャーの杉山直哉くんには心底感謝していて billion voices以降の作風は 彼らを念頭に置いたうえで自分を出せるか?という試行錯誤だった 恩義あるスタッフや 身の回りの守るべき人間の人生も良い感じに出来る可能性を持った作品で そして自分自身もいちばんやりたいことであること  そんな前提条件に基づいて僕は音盤の形を発想するようになった 音楽不況の中でいちばん苦しんでいるのはミュージシャンではなく レコード屋さんやレーベルであったりとかそのまわりで支えて来た人で(演者は力さえあれば路上で鳴らすだけでもやっていける レコード産業のごく浅い歴史より遥か昔から そんなふうにして芸人は存在し続けている) 懸命に支えようと

    次のアルバムについて   tweetしようと思ったけど長いのでひとつにまとめました
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