アーティストの違法行為による逮捕により、関連作品の自粛が相次いでいる。社会全体としてコンプライアンス遵守の流れの中、同じような事態が起こるたびにこの“自粛モード”について賛否両論が巻き起こるが、関係者はどのようなことを考え、悩み、決断したのか? Musicman-netは、CHAGE and ASKA所属事務所として同様の事態に当事者として関わった経験がある前ロックダムアーティスツ 代表取締役 大崎志朗氏に寄稿を依頼。大崎氏は自身の経験を踏まえて、現在の率直な想いを寄せてくれた。 有名ミュージシャンの逮捕により、映像作品、CD、配信、サブスプリクションなどの音楽作品の販売停止・回収の措置が取られています。マスメディアによる報道や、コンプライアンス遵守という社会の中、やむを得ぬ選択を迫られた関係者の方々の心中は察するに余りあります。私も過去に同様の事態に関わった者として、改めて自責の念を感じ
今やヒップホップ界のみならず、ポップカルチャー・シーンのアイコン的存在のMC=タイラー・ザ・クリエイターが、最新作「チェリー・ボム」を引っ提げ、約二年ぶりの来日公演を果たした。 4月11日のコーチェラ・フェスティバルを皮切りに開始された「チェリー・ボム・ワールドツアー」は、北米、ヨーロッパと約5ヵ月間に渡って敢行され、行く先々で大勢のキッズ達に大熱狂で迎え入れられた。 途中、オーストラリア、イギリスでのライブを断念せざるをえない不運な事情に巻き込まれながらも、歯牙にも掛けずツアーは続けられ、韓国を経て、リリース・ツアーの最終地として、ここ日本へと降り立った。 <以下ライブ・レポート> タイラー・ザ・クリエイター、ソロ名義としては2年ぶり、2回目の来日公演が東京のLIQUIDROOMで行われた。一夜限りのプレミアライブとなったこの日のフロアは、入場時に配られていたタイラーのCherry Bo
連載第55回 iTunesでアルバム崩壊、YouTubeでシングル無料化。次に来るプレイリストの時代は稼げるか 2015年は勝負の年 2015年、レコード産業は勝負の年になるだろう。世界はYouTube Music Keyによって。日本はLINE MUSIC、AWAなどの新サービスによって。6年前、欧州メジャーレーベルはSpotifyで社会実験を始めたが、日本の新サービスは、Spotifyのフリーミアムモデルに匹敵する大胆なものも出てきそうだ。 6年前といえば、スマートフォンの普及が始まった2009年だ。この年、我が国で音楽配信の主力だった着うたの総崩れがはじまった。以来、日本ではCDと音楽配信、両方がマイナスを続けた。有料音楽配信売上は2009年から2013年でー54%、それは世界でも稀な事態であった。 しかし昨年(2014年)、日本のデジタル売上は4年ぶりの増収を迎えた。 その推進力は
アミューズは、海外公演をメインに、ライブ・イベント企画制作を行う連結子会社「株式会社インターグルーヴプロダクションズ」を11月19日に設立すると発表した。 今後は、年々拡大するライブ・イベント事業の内製化をすすめ、収益性をより高めていく。 同社は、楽曲配信およびレコード制作、楽曲管理、マネージメント等を行う「株式会社A-Sketch」や、アーティストグッズやバンドル商品等を企画制作する「株式会社芸神クリエイティブ」等を設立し、マネージメントやライブの周辺事業の内製化を進めてきた。また、アジアを中心に海外拠点も設立し、マーケットの情報収集や事業開発、マネージメント等を積極的に行っている。 連結子会社の概要 会社名:株式会社インターグルーヴプロダクションズ 所在地:東京都渋谷区桜丘町20-1 代表者:代表取締役 大田高彰 資本金:9,000万円 資本構成:株式会社アミューズ(100%) 決算期
U2 ボノ「アップルがアルバムの代金を支払ってくれた」「無料の音楽なんて信じていない。音楽は神聖なもの」 posted by Jay Kogami]]> textU2が最新アルバムをiTunes限定で無料配信する前代未聞の取り組みを開始。ボノ「アップルがアルバムの代金を支払ってくれた」]]> imagenonetext 「Songs of Innocence」はU2にとって2009年にリリースした「No Line on the Horizon」から5年ぶりとなる、待望の新作。 発表会で新曲「The Miracle (of Joey Ramone)」を披露したU2のボーカル、ボノは演奏後ステージでティム・クックCEOと共に「iTunes限定で無料配信」を開始するサプライズ発言し、来場者やネットの視聴者、U2のファンを沸かせました。 ティム・クックCEOは今回のU2とのコラボレーションを「過去
「違法配信の実態調査」のアルバイト社員を募集します。 日本コロムビアは、2010年に創業100年を迎えました。当社の歴史は、そのままわが国における音楽ビジネスの歴史と言っても過言ではありません。その間、当社が発信してきた音楽は、レコード、カセットテープ、CD、そしてデジタルコンテンツへフォーマットを変化させながら、流行や文化の創出に貢献してきました。時代は変わります。しかし、人々を勇気づけ、励まし、楽しませるという音楽のチカラ、役割は普遍です、私たちは、創業100年を機に音楽ビジネスにおける新たな挑戦をスタートさせました。伝統と歴史に加え、変革を!!! 一緒に日本コロムビアの、いいえ、音楽ビジネスの新たな100年の礎を創っていきませんか?
1978年に設立され、東北の音楽/エンターテインメントを長年支え、盛り上げてきたキョードー東北。スタッフの方々にお話しを伺いました。 --震災からこの1年を振り返ってみて、まず一番に思われることはどのようなことでしょうか。 あっという間に過ぎていった、そして大変な一年でした。一年後このように普通の生活が送れるまで復旧するとは到底思えませんでした。 震災直後は、全国各地の関係各社様から多大なるご支援を頂き、人と人との繋がり・温かさというものを改めて強く感じました。また、この仕事に携わっているお陰で、アーティストの方々の被災地での活動に同行する機会が何度もあり、被災地の方々の生きるという事への前向きさに「人の強さ」を感じ、こちらがパワーをもらいました。 個人としてはもちろん、仕事を通じても、今後も継続的に被災地を支援・応援出来ればと思います。 --震災直後のご様子や、その後の御社の営業状況とい
東北を中心に、コンサート・イベントの企画・制作を行っている株式会社ノースロード・ミュージック。仙台の本社の他にも、秋田、郡山にもオフィスを構える同社、代表取締役 久保井隆史氏にお話しを伺いました。 --震災からこの1年を振り返ってみて、まず一番に思われることはどのようなことでしょうか。 被災し、厳しい生活環境の中、前向きに業務をこなしてくれたスタッフに感謝、の一言に尽きます。 --震災当日やその後はどのようなご様子でしたか。 オフィス内は、あらゆるものが倒れ危険な状態だったため、一時近くの公園に非難し、一部のスタッフは一緒に避難所で一晩を過ごしました。中には、住居が全壊や半壊したスタッフもいました。 1~2週間は、スタッフは自宅待機としましたが、予定していた公演の中止や延期の対応が続きました。 それから半年は、厳しい営業状況が続きました。 --営業を再開される目処がついたのは、いつごろだっ
株式会社スペースシャワーネットワーク 常務執行役員 ミュージック&パブリッシング事業部門長 今回の「Musicman's RELAY」は高橋健太郎さんからのご紹介で、案納俊昭さんのご登場です。案納さんは、1983年に同志社大学を卒業し、1989年に同大学の軽音楽部OBだった中井猛さん(スペースシャワーネットワーク相談役)、同じく大学の先輩にあたる近藤正司さん(スペースシャワーネットワーク取締役)らと共に現スペースシャワーネットワーク設立に参加しました。その後、セップが設立され常務、社長を歴任。その間にハイラインレコード社長に就任し、日本のインディーズシーンを牽引しました。そして、スペースシャワーネットワーク取締役やブルース・インターアクションズ社長など、重役に次々と抜擢され、2011年10月には、スペースシャワーネットワーク常務執行役員に就任されました。今回のインタビューでは、スペースシャ
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