ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (6)

  • 好調が続くHDD、データセンター向けで新しい動きも

    NAND型フラッシュメモリの低価格化や、NVMe(Non-Volatile Memory Express)などSSD関連の技術革新にもかかわらず、HDD市場は依然として好調だ。 「I’m not dead yet(私はまだ死んでない)」は、英国のコメディーグループMonty Pythonの古典映画『Monty Python and the Holy Grail 』のセリフだが、このセリフはHDDの説明にも通じる。NAND型フラッシュメモリの低価格化や、NVMe(Non-Volatile Memory Express)などSSD関連の技術革新にもかかわらず、HDD市場は依然として好調だ。 半導体市場調査会社のObjective Analysisで主席アナリストをつとめるJim Handy氏は、「フラッシュへの移行は世界的に進んでいるとよく言われるが、私はそうは思わない。低価格のストレージでは

    好調が続くHDD、データセンター向けで新しい動きも
  • 物理シミュレーションで知る「飛び込みコスト」の異常な高さ

    「世界を『数字』で回してみよう」現在のテーマは「人身事故」。日常的に電車を使っている人なら、1度は怒りを覚えたことがある……というのが当のところではないでしょうか。今回のシリーズでは、このテーマに思い切って踏み込み、「人身事故」を冷静に分析します。⇒連載バックナンバーはこちらから アンケートにご協力いただける方を募集中です 連載について、メールで、簡単なアンケートなどに応じていただける方を募集しております。 こちらのメールアドレス(one-under@kobore.net)に『アンケートに応じます』とだけ書いたメールを送付していただくだけで結構です(お名前、自己紹介などは必要ありません)。ぜひ、よろしくお願い致します。 なお、アンケートにご協力いただいた方には、江端の脱稿直後の(過激なフレーズが残ったまま?の)生原稿を送付させていただくという特典(?)がついております。 リバウンドもN

  • ARMがもたらした“老舗コンサバ、新興アグレッシブ”の現状

    中国からは2016年になって数多くの64ビット化されたOTT(Over the Top)、STB(Set Top Box)製品が発売されている。その多くはBOXタイプのコンピュータだ。ARMコアを用い、GPUを搭載し、H.264/H.265のデコーダー/エンコーダーを持ち、HDMI、USB、LAN端子を持っている。 今回報告するのは、その中でも比較的リーズナブルな価格で販売される「MXQ Pro」である。MXQという従来の製品があり、そのアップグレード版となる。4K出力や64ビット化を果たしたものが「Pro」になる。図1は、MXQ Proの外観および分解の様子だ。分解した、といえるほどの構造はしておらず、筐体の上蓋を外すと基板がむき出しになり、基板を取り出せば分解は終了となる。わずか3分ほどで分解は完了する(逆に言えば製造もラク!!)。 図2は取り出した基板のファンクションチップの接続関係

    ARMがもたらした“老舗コンサバ、新興アグレッシブ”の現状
  • 中国中堅タブレットにみたIntelの執念

    “グローバル競争の主戦場・アジア”に出回るスマートフォンやタブレット端末などエレクトロニクス製品の分解を通じ、アジアから発信される新たなテクノロジートレンドを探っていく新連載「製品分解で探るアジアの新トレンド」。第1回は中国のスマートフォン/タブレット市場で「シェア第2グループ」に属するメーカーのタブレット端末2機種を分解して見えてきたトレンドを紹介する。 40億人超の人口を抱えるアジア。著しい経済発展を遂げ、欧米を上回る巨大な消費市場へと変ぼうした。 世界展開するエレクトロニクス企業にとって、この巨大なアジア市場の攻略が不可欠だ。これまで欧米や日など先進地域で勝ち抜いてきたグローバル企業はこぞってアジア攻略に着手している。地元アジア企業も目覚ましい成長を遂げ、欧米を中心としたグローバル企業を迎え撃っている。 今やアジア市場は、“グローバル競争の主戦場”といえ、エレクトロニクス企業各社は

    中国中堅タブレットにみたIntelの執念
  • 使い始めるとSSDの性能は低下する(前編)

    NANDフラッシュメモリを内蔵する全てのSSDに共通の特性として、SSDは使い始めると必ず性能が低下する。今回は、性能低下が起こる過程を見ていきたい。 SSDの隠れた現実 PCのユーザーが初めてSSDSolid State Drive)製品を購入し、PCに接続し、SSDを使い始めたとしよう。使い始めはハードディスク装置(HDD)との違いに驚くはずだ。まず、静かであることに驚く。音がまったくしないからだ(しばらくすると慣れてしまうが)。そして読み書きが高速であることにも驚く。感動的ですらある。 しかし、SSDを使っているうちに、こんな感想を抱いたことはないだろうか。「始めのころに比べると、最近は動作が遅く感じる」、「なんだか反応が鈍くなってきた」、「以前に比べると保存に時間がかかる」など。何かがおかしい。ひょっとして「ハズレ」に当たったのかも。 先に結論から述べよう。SSDは使い始めると性

    使い始めるとSSDの性能は低下する(前編)
  • 電力という不思議なインフラ(後編)~原発を捨てられない理由~

    多額の負債を抱えている東京電力。「返済はやめた」とは言えませんが、「原発やめる」とも言えないのは、なぜなのでしょうか。そこには、東京電力だけでなく、政府や金融機関、「原子力損害賠償支援機構」なるものの事情が複雑に絡み合っているという背景がありました。これらを、かの有名な「あしたのジョー」にたとえて説明してみます。 電力シリーズ最後のテーマは、「どうして電力会社は、原子力発電を捨てて逃げ出さないのか?」でトリを飾りたいと思います。 東京電力は今年の4月30日に3年ぶりに「黒字」になったと発表しました(参考記事)。これを聞いた時、私は当にビックリしました。だって、そのひと月前に「震災3年 原発事故の損害額11兆円超に」という記事を読んだところだったからです(参考記事)。 『きっと、なんか、誰かがうまくやってくれているのだろう』 ―― と、正直、この話題はスルーしようと思いました。だって、「黒

    電力という不思議なインフラ(後編)~原発を捨てられない理由~
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