ブックマーク / p-dress.jp (8)

  • 「どうでもいい人の話は、気にしなくていいんだよ」〜ブルボンヌの場合〜

    “オネエ”と呼ばれる人たちの素顔に迫る連載、『オネエのすっぴん』。女装パフォーマーのブルボンヌさんにお話を伺いました。 ドラァグ・クイーンもトランスジェンダー女装家も、なんでも「オネエ」とまとめたがる乱暴な時代で、さらりとそれを引き受ける方の素顔に迫る連載『オネエのすっぴん』。 今回は、女装パフォーマーのブルボンヌさんに話を伺いました。 テレビのバラエティ番組出演から、ラジオパーソナリティ、講演まで幅広くこなすブルボンヌさん。 彼が初めて女性装に惹かれたきっかけはなにか。 そしてこれまでどんなことを願い、悩み、歩んできたのか。 素顔のままで語っていただきました。 ブルボンヌさん プロフィール 女装パフォーマー/ライター。1990年にゲイのパソコン通信ネットワークを企画・設立。その後、ドラァグクイーンとして、全国のイベントやパレード、映画のキャンペーンなどに参加。と同時に、ゲイ雑誌『Bad

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  • 「推しを嫌いになりたくない」と思った日のこと

    友達思いで差別主義者。仕事に真剣で人の話を聞かない。家族のことを大切にしていて人の容姿を貶める。私のいるところで、あるいはいないところで、その人の顔はころころ変わる。大好きな人、尊敬している人がふとした瞬間に垣間見せた“嫌悪せざるを得ない表情”に、どう向き合っていけばいいんだろう。 なにがあっても好きだと確信していた人への愛が、些細な言葉で揺らいでしまいそうになることがある。iPhoneから聞こえてきた大好きな相手の発言に耳を覆いたくなって、ラジオアプリを閉じたのが数日前の話だ。 その人のことを、古風なジェンダー観の持ち主だとは思っていた。1杯目にカクテルを頼む女の子は空気を読んでほしい、乾杯が遅れるからという発言を過去のインタビューで読んだときは、ファン同士で「なに言ってんだろうね」と笑い合いもした。 それは5年前の話だったからまだ笑い飛ばせたのだけれど、ラジオの放送日はまぎれもなく20

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  • 合コン帰り、心のない優しさは敗北に似てる

    連載『そんなこと言うんだ』は、日常の中でふと耳にした言葉を毎回1つ取り上げて、その言葉を聞き流せなかった理由を大切に考えていくエッセイです。#6では、異なるコミュニティにいる人、自分とは違った感性を持っている人たちへの想像力について考えさせられた言葉について取り上げていきます。 ◼ご飯会の帰り道 6〜7年前のある日、内回りの山手線に乗っていた。飲み会の帰り、23時を回った頃だったと思う。 恵比寿で乗り込んできた女性2人組の片方が発した言葉が、今回取り上げる忘れられない言葉だ。 2人組は社会人1~2年目か大学生かといった感じで、ドア付近に立って談笑していた(筆者はOL、女子大生、女子高生といった言葉を使わないことにしている)。2人とも華やかで、ニコニコしていて感じがよく、そして絵に描いたような、いわゆる赤文字系ファッション。今はこの赤文字・青文字という分類自体あまり街場で効力を持たなくなって

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  • 交際経験のない男女が3児の親に。10年経っても仲良しなのは「愛してるよ」と言葉にするから | DRESS [ドレス]

    夫婦になってからも、恋愛時代のように言葉で気持ちを伝え続けられる人は、一体どれくらいいるのでしょうか。作家・投資家の山一郎さんはその大切さについて、「夫婦が幸せを実感しながら生活をしていくうえで必要不可欠」だと語ります。 山一郎さん、45歳。作家・投資家で、ネット界のかつてのハンドルネームは「切込隊長」。その名の通り舌鋒鋭く社会問題に切り込むスタイルとは裏腹に、現在では3人の男児の父親として、日々子育てに奔走しています。 初めて付き合った女性は現在の奥さまで、結婚10年目となる今もピュアな愛情を保ち続けている山さん。そんなおふたりの出会いから夫婦観、幸せを保つ秘訣について、じっくり伺いました。 ◼初デートは大遅刻というアクシデントで始まった ——おふたりはどんな風に出会ったのですか? 山一郎さん(以下、山さん):知人の紹介で出会い、メールで何度かやりとりをするようになったんです。

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  • フリーランスで働いていたら、保育園へ子どもを不正に預けていると投書があった

    フリーランスの大泉りかさんは、息子を運良く認可保育園に入所させることができた。しかし、それから3カ月後、「大泉りかという人が、不正に保育園に子どもを預けている」という内容の投書が区に届く。なぜこのようなことが起きてしまうのか――彼女自身が感じたこと、改めて大切にしたいことを綴っていただきました。 今年の4月、保育園に入所した時点で、早生まれの息子は生後わずか2カ月半だった。 「もっとも入りやすい」と言われている0歳4月のタイミングに合わせて入所を考えると、どうしても早い時期に手放さざるを得ない。これは、早生まれの宿命だ。 仕方がないことだと頭で理解はしていても、気持ちの上には葛藤があった。生まれてきてまだ3カ月も経っていない、幼くかわいい我が子を手放すことは、想像するだけで自分の身を切られるようだった。 その上、おそらく一生にたった一度しかできないであろう「子育て」という経験をみすみす捨て

    フリーランスで働いていたら、保育園へ子どもを不正に預けていると投書があった
  • 終わりを知っているふたりの暖かな二度目の結婚 | DRESS [ドレス]

    はじめまして、エッセイストの紫原明子と申します。結婚離婚、シングルマザーをテーマにしたコラムをお届けします。 先日テレビを見ていたら、爆笑問題の田中裕二氏と再婚した山口もえさんが出ていた。田中氏にも離婚歴があり、ふたりは共に、二度目の結婚とのこと。 先日テレビを見ていたら、爆笑問題の田中裕二氏と再婚した山口もえさんが出ていた。田中氏にも離婚歴があり、ふたりは共に、二度目の結婚とのこと。 山口さんが語るところによると、田中さんは「子供のことを一番に考えるもえちゃんが好きです」と言って交際を申し込んだのだという。そんな田中氏、無事結婚を果たしてからも、しばしば彼女に「僕のどこが好きになったの?」と尋ねるそうだ。彼女が「どこかなあ……」と考えていると「そうか、君は変わってる子だから僕のことを好きになったのか」と独自に結論付けているのだという。「彼は、普通の子が自分のことを好きになるはずがないと

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  • 男性も早く子どもを作った方がいいですよ | アラフォー・ボディは女の証明 | Project DRESS (プロジェクト・ドレス)

    先日産婦人科医の大きな学会があり、久しぶりに大勢の産婦人科医に会いました。夜のパーティーでは、学会で一番偉い先生に「この人日で一番有名な産婦人科医」と外国からのお客様に紹介され、光栄(?)でした。 そこで久しぶりに会った男性医師のお話。彼はとても頭がいい大学を出て、見るからにイイ男で、私の知る限りとっても優秀でいい人です。バツイチで前の奥さんとの間に子どもがいます。そして、最近再婚したとのこと。 「おめでとう!奥さん何歳なん?」 「26歳」 「若いね!」 「生殖能力を考えるとその方がいいからね。またパパになるよ、俺」 いやー、ほんまさらっと言われてしまいました。社会的強者の男性は時間差で一夫多制にできる典型例です。 なんだかな〜と思った方もいるでしょう。女は年を取ったら子どもが作れなくなるのに、男はいいよねって。 でも、男性も女性ほどではないけれど、年齢とともに条件は悪くな

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  • 恋愛をしていないとヒゲが生える? ーホルモンの名を借りたセクハラー | アラフォー・ボディは女の証明 | Project DRESS (プロジェクト・ドレス)

    前回は「冷え」についてのよくある誤解について書きましたが、今回はホルモンについてのよくある誤解について書きたいと思います。 ちょっと前に「恋愛から遠ざかっていたらヒゲが生えてきた39歳女性」が主人公の連続ドラマがありました。すると、とある女性誌がそのドラマに関連した特集を組むことになり、私に取材に来られました。詳細は覚えていないのですが、「恋愛をしていないとヒゲが生える」のはどういうホルモンバランスによるものかということをきかれました。 「えーっと、そもそも、恋愛していなくてもヒゲは生えてきません」 と企画そのものをゆるがす発言をのっけからせざるを得なかったです。だって、事実ですから。 話によると、 恋愛をすると女性ホルモンが出る ↓ 恋愛をしていないと女性ホルモンが出ないので、相対的に男性ホルモンが多くなる ↓ ヒゲが生える という説があり、それをもとにした企画だった

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