原油価格は続落。サウジアラビアが増産を検討しているとの報道に加え、紛争が続くリビアで対立する勢力が原油生産の一部再開に向けた合意に達したとも伝えられた。 北海ブレントは1バレル=72ドルを下回り、24日の終値からほぼ5%下落。一方、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は68ドル近辺で推移している。 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は関係者の話を引用し、サウジが市場シェアの回復を目指し、非公式に掲げていた原油価格目標バレル当たり100ドルを断念する方向だと報じた。