ブックマーク / www.mediologic.com (15)

  • facebookでのやりとりからネット広告の現状について思うこと(長文 - mediologic

    さて、つい数日前、facebookに以下のようなことを書いたところ、興味深いコメントがついたので、このブログにも記録として残しておきたい(※1:以下長いのでよっぽど時間があるときにしか読んではいけません/※2:限定公開ではなく公開設定のfacebook投稿でのやりとりです)。 高広 伯彦 - 広告プラットフォーム提供企業の業績がいい、というのが、すなわちゴミ広告が世の中に溢れてることと同義であ... | Facebook 高広)広告プラットフォーム提供企業の業績がいい、というのが、すなわちゴミ広告が世の中に溢れてることと同義である、という時に、業界は一体どこに向かうべきなのか。清濁併せ飲むのか、 それとも、 武士わねど高楊枝、 なのか。 そこに、リコメンデーションウィジェット型ネイティブ広告プラットフォームを提供してる企業のとある部署の部長(以下F澤さんと表記)から、以下のようなコメン

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  • デジタルシフトするか、クビか。デジタル時代にレガシー人材のまま生きるか死ぬか。 - mediologic

    この一年ぐらい、海外のメディア、特に放送局のエグゼクティブと話をする機会が度々あり、彼らのデジタル領域への気度合いを教えられることが結構ある。 その中で最も課題となっているのが「人材」問題。 ほぼ全てのメディアを通じて耳にするのが、 「デジタル時代にあわせた人材をどう確保していくか?」 といったトピックであり、しかも 「レガシー人材に期待する時期はもう過ぎた」 という話である。 この「期待する時期はもう過ぎた」というのは、オフライン/アナログしかわからないレガシー人材であっても、デジタルシフトに向けた教育を適切に行えば、デジタル人材へとトランスフォーメーションできるだろうという「期待」はもうやめた、という意味である。 そのため(日国内のブランチに限った話だけでなく)全世界において、レガシー人材はクビないしはそれ相当のことになっていて、中で人を育てることよりも、外からデジタル人材を雇い入

    デジタルシフトするか、クビか。デジタル時代にレガシー人材のまま生きるか死ぬか。 - mediologic
  • LINEモバイルのCMが「タレントCM」の鏡で、そして動画広告の未来につながりそうだと思うわけ。 - mediologic

    海外と比べて日はタレントCMが多すぎるとはよく言われる話で、また海外ではそもそも有名な映画やドラマの俳優は、特定のブランドの色が付きすぎるとか商品を推奨することになるのでCMに出るのを嫌がると言われます。だから日でのみCMに出てたりするんですよね。いわば「出稼ぎ」です。 ほんと「タレントCM」というのは難しいなあとテレビなどを見ていると思うわけですが、特に「それ言わされてるやろ!」とか「なんでアンタがその企業の人間のように”がんばります”みたいなこと言うてんの?」とか思わされることありませんか? なので、「タレントCM」は視聴者から見るとよっぽどうまく使わないと白けてしまうわけです。そのタレントを使う文脈があるやなしや的なところは最も重要でしょう。例えば、LINEがベッキーの復帰になった広告やった時なんて、「なるほど」でしたよね。 タレントが「演じてる」というCMは、そのCMそのものが

    LINEモバイルのCMが「タレントCM」の鏡で、そして動画広告の未来につながりそうだと思うわけ。 - mediologic
  • アドフラウド問題に関するスキャンダラスな記事の書き方が気になる〜悪いのはアドテク業者や代理店”だけ”なのか? - mediologic

    読売新聞が2/18付けで以下のニュースを出して以来、「アドフラウド」という言葉が業界の、いや世の中の(一部の)中でようやく注目されている。 www.msn.com しかしながらこの問題を、アドテク事業者や代理店を悪と決めつけるような書き方になっている記事を見るにつけ、ことの質が歪められて理解が進むことを懸念している。 元の読売の記事にも「閲覧水増し」とあるが、実際は業者が「水増し」をしているわけではなく、ボットなどに手を焼いてるのはアドテク事業者も同様であり、むしろ被害者側にいる。このあたりは、請求面で問題が生じた電通子会社の例の事件とは一緒にしてはならない。 thepage.jp 電通子会社による「架空請求」は意図的に行われたものであるが、アドフラウドの問題はアドテク事業者、代理店、サイトも「意図的」に「水増し」をして行おうとしているわけではまったくなく、ボットetcによる被害者とも言

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  • マーケティングや広告業界で「新しい言葉」が出てきたときの「態度」 - mediologic

    マーケティングや広告の業界は、毎年毎年新しいキーワードが出現していて、業界関係者を踊らせる。しかしこれらの「新しい言葉」について、どのように接するかというのはある種の「態度」として重要だと思う。 例えば、「バズマーケティング Buzz Marketing 」と「バイラルマーケティング Viral Marketing」とは同じなのか?違うのか? 例えば、「ブランデッドエンタテイメント Branded Entertainment」とは「ブランドコンテンツ Brand Content」は同じなのか?違うのか? 例えば、「コンテンツマーケティング」と「インバウンドマーケティング」とは同じなのか?違うのか? 例えば、「インサイドセールス」と「アウトバウンドコール」とは同じなのか?違うのか? 基的な「態度」として、「それ、前からある○○○と一緒じゃん」という風に考えてしまうのは危険だし、勿体ないとも

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  • DeNA他キュレーションメディアが起こした“事件”は、検索エンジンが資本主義に負けたということ。 - mediologic

    この2〜3年、ネットの、特にメディアやプラットフォーム、広告に関わる世界は混乱状態がずっと続いていると言わざるをえない。例えば2014年はインフルエンサーマーケティングやブロガーマーケティングの界隈での「ステマ」騒動がもっとも騒がれた時期だし、続く2015年は「ノンクレジットタイアップ広告」なる広告表記(ディスクロージャー)のない”記事広告”が大きな話題となった。それ以前にも口コミマーケティングおける金銭・物品授受の問題などはWOMJなどで取り上げられていたし、いわゆるデジタルマーケティングやネット広告と呼ばれる世界において、どこどこのアドテク系ベンチャーが上場していくらの値がついただの、いくらいくらで買収されただの、あそこの会社はキラキラ系の美人社員が多いだの、華やかに見えるストーリーの裏側は、黒ないしはそこまでもいかないまでもグレーなビジネスが多数ある。もちろんまともなビジネスをしてい

    DeNA他キュレーションメディアが起こした“事件”は、検索エンジンが資本主義に負けたということ。 - mediologic
  • AmazonのカスタマーQ&Aの機能の裏側は、色々な企業が今後参考にすべき内容だった。 - mediologic

    Twitterを中心に、AmazonのカスタマーQ&Aが話題です。 話題の理由は、商品を買おうとしてレビュー欄そばにあるカスタマーQ&Aコーナーを見ると、「わかりません」だとか「意味不明」な回答が多い理由が判明したから。 togetter.com このカスタマーQ&A、誰が答えてるのかずっと不思議だった。 レビューと同じく、ちゃんと使ってない人やわかってない人でも応えられる仕組みなんだろうなあと思っていたら、過去の履歴に基づき、過去に同商品を購入した人に対して、他のお客さんからこういう質問が来ています、という連絡が来る仕組みになってるのだという。 もちろんイチユーザーとしては、わけわからない回答があったら「?」となってしまうが、この仕組み、凄くないか? いわゆる集合知や個人の知識や経験に頼るわけで、「co-creation 共創」と呼ばれる世界そのものを実施している。 もともと商品の情報は

    AmazonのカスタマーQ&Aの機能の裏側は、色々な企業が今後参考にすべき内容だった。 - mediologic
  • コトラー大先生の新著『Marketing 4.0』を速攻読んでみた。 - mediologic

    コトラー先生の新しい、その名も『Marketing 4.0』が出た。 Marketing 4.0: Moving from Traditional to Digital 作者: Philip Kotler,Hermawan Kartajaya,Iwan Setiawan 出版社/メーカー: Wiley 発売日: 2016/11/17 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 近代マーケティングの祖であるフィリップ・コトラー先生は、いまから6年前に「マーケティング3.0」という考えを世に出し、これからは「人間 human」を中心にしたマーケティングを行うべきだ!と主張。 コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則 作者: フィリップ・コトラー,ヘルマワン・カルタジャヤ,イワン・セティアワン,恩藏直人,藤井清美 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日:

    コトラー大先生の新著『Marketing 4.0』を速攻読んでみた。 - mediologic
  • コカ・コーラパーク終了。オウンドメディアのパイオニアの失敗について。 - mediologic

    コカ・コーラパークが終了です。 でも、なぜか業界のブログでも、業界のニュースでも、業界関係者のソーシャルメディア投稿でも話題になってるのを見かけませんが。 コカ・コーラ パーク Coca-Cola Park | お知らせ 企業によるプラットフォーム戦略だ!、とか、オウンドメディア戦略がこれからのデジタルマーケティングの中心だ!とか、企業メディアが自社で広告を売る時代だ!などと話題になった、あのコカ・コーラパークが終了なんですよ。なんでみんな話題にしないんでしょうか? それほどもうコカ・コーラパークを目にする機会も無くなったんでしょうか? はい。きっとこの最後の「目にする機会もなくなった」というのが、実はコカ・コーラパークがもとより内包していた”失敗”の可能性だったように思います。当時は、多くの皆さんが「すげー」と「成功しているオウンドメディア」としてとりあげていたし、その中心人物も近しく親

    コカ・コーラパーク終了。オウンドメディアのパイオニアの失敗について。 - mediologic
  • 広告業界の「営業」は、存在価値を発揮できなくなってしまっている、と考えるのが事実ではないか? - mediologic

    業界の大先輩である山直人さんが、広告代理店の「営業」の存在価値について書かれています。でも、僕はこの山さんの見立てとは違うなぁ。そもそも「デジタル」の領域だけ切り出して、「営業の存在価値」を語るのはちょっとデジタルまんせー時代により過ぎた話ではないかと。 www.naotoyamamoto.jp 見立てがどのように違うのか、ということについては以下のにも触れてみてるんですが、 次世代コミュニケーションプランニング 作者: 高広伯彦 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ 発売日: 2012/03/30 メディア: 単行 購入: 10人 クリック: 332回 この商品を含むブログ (8件) を見る 広告代理店の「営業」が機能しないのは、「営業」の問題じゃないんですよ。「営業」という役割や職種の問題ではなく、広告代理店の組織的な問題なんですよ。 実際、今、一番悩みが多いのは「営

    広告業界の「営業」は、存在価値を発揮できなくなってしまっている、と考えるのが事実ではないか? - mediologic
  • 大手広告代理店は「代理業」とは別の業務があったよね。あれこそが他に取って代わられることのない部分だった気が。 - mediologic

    今日は朝から某代理店時代の昔の仲間(戦友)が仕事相談に弊社オフィスを訪れていて、1時間半ぐらい、筋の仕事の話とその周辺の話で盛り上がった。 とりわけ、「今の某代理店が、昔の某代理店ではなくなった」ということについて、なぜそうなってしまったのか?という点において、これは深く業務の在り方に関わってくるな、と。 彼の嘆き・悩みを短くまとめてしまうと、目の前の仕事をこなせるという意味で優秀な人は増えたというものの、大きな絵を描けるストラテジストがいなくなった、と。 彼がこちらのオフィスを後にしたあと考えていたのだけれども、これは旧来の代理店という存在が各種勢力(デジタル系広告代理店やコンサルティング会社、デザイン会社、テクノロジーベンダーなどなど)に取って代わられるかもしれない可能性に大きく関係がありそうだ。 結局のところ、旧来型広告代理店のポジションというのは、クライアントより知見や知識があ

    大手広告代理店は「代理業」とは別の業務があったよね。あれこそが他に取って代わられることのない部分だった気が。 - mediologic
  • PokemonGoは社会学的な「流行」概念の勉強に良さそうだと思ったので、雑感。 - mediologic

    PokemonGoは米国でのリリースから累計して、すでに7500万ダウンロードとなっているらしい。まさに脅威的。この背景には、ポケモンというコンテンツがいかに世界で普及していたかが当然あるでしょうし、もしポケモンモノでなかったとしたらここまでは届いてないかもしれませんので、他のゲームと比べるのも実は正しくないのかもしれませんが。でも凄い。 www.gamespark.jp ちなみに7500万という数字、2015年の世界の各国人口ランキングで見てみると、19位のトルコ(7700万人)と20位のタイ(6900万人)の間ということで、世界19.5位の「ポケモン国家」が成立してるということになります。 さて、このPokemonGoの短期間での大ブレーク成功に対して、そろそろ、 「飽きた」 「一週間か二週間ぐらいしかもたないのでは?」 「一ヶ月後のユーザー数が楽しみ」 といった声がチラホラ見受けられ

    PokemonGoは社会学的な「流行」概念の勉強に良さそうだと思ったので、雑感。 - mediologic
  • ネット広告代理店の人々が“普通”の広告費を理解できない理由: mediologic.com/weblog

    Disclaimer このブログは高広伯彦の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。 Powered by Movable Type 3.17-ja 色々仕事をしていくうちに、ネット系広告代理店の人々はなぜ「獲得系」しか理解できないか、ようやく一つの答えが出た。 それは、取引のある広告主がいわゆる「コンバージョン系」「獲得系」の広告主だったり、そういう部署だったりするから(場合によっては広告費じゃなく販促費だったりする)。 なので、ネット系広告代理店に渡される予算が結局は、 (一人当たりの獲得コスト)x(人数)=広告費 となっており、 一方、普通の広告費は、 (目標売上)ー{(各種コスト)+(利益)}=広告費 として算出されてるのであって、こうした広告主においては、「広告費」というコストにおいて、認知や理解など

  • 検索の機会を増やす=収益機会を増やす: mediologic.com/weblog

    Disclaimer このブログは高広伯彦の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。 Powered by Movable Type 3.17-ja ■小学館『日大百科全書』を無料で検索――Yahoo!百科事典 - ITmedia Biz.ID ユーザーの検索ニーズに対応するには、民主主義的な手法で作られた検索結果上のコンテンツよりも、オーソリティによって作られたコンテンツのほうがいいときもある。 Yahoo! x 小学館の組み合わせは、Wikipedia などによるいわゆる web2.0 的な流れとは真逆といえるかもしれないが、そもそもユーザーにとって web2.0的であることがすなわちニーズを満たす、ということではない、という至極まっとうな考え方もできるよな、と思わされる。 今回の件で、小学館が手に入れた

  • NOKIAの撤退は、ガラパゴス化する日本携帯市場への警鐘: mediologic.com/weblog

    Disclaimer このブログは高広伯彦の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。 Powered by Movable Type 3.17-ja ■Nokia、日で携帯端末の販売打ち切り - ITmedia News 「厳しい世界的な経済傾向の中では、日独自の製品展開のための投資を続けていくことはできないと判断した」 この2年ぐらい、海外出張をする度に、「これまで世界中から注目を浴びていた日の携帯電話市場は、今後短期間のうちに海外の市場に取り残されるのではないか」と感じることがあった。 日の携帯電話のほとんどが海外に持ち出しても利用できないし、その逆も同様。これは携帯電話メーカーからすると、日向け携帯は世界向け携帯ではないので作っても限られたエリアでしか売れないわけだから儲からん!ということでもあ

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