ブックマーク / www.nao.ac.jp (6)

  • 天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功 | 国立天文台(NAOJ)

    史上初の天の川銀河中心のブラックホールの画像。これは、私たちが住む天の川銀河の中心にある巨大ブラックホール、いて座A*の姿を初めて捉えた画像です。この天体がブラックホールであるということを初めて視覚的に直接示す証拠です。地球上の8つの電波望遠鏡を繋ぎ合わせて地球サイズの仮想的な望遠鏡を作るイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)によって撮影されました。望遠鏡の名前は、光すらも脱出することのできないブラックホールの境界である「イベント・ホライズン(事象の地平面)」にちなんで名付けられました。ブラックホールは光を放たない完全に漆黒の天体であり、そのものを見ることはできません。しかし周囲で光り輝くガスによって、明るいリング状の構造に縁取られた中心の暗い領域(「シャドウ」と呼ばれます)としてその存在がはっきりと映しだされます。今回新たに取得された画像は、太陽の400万倍の質量を持つブラックホー

    天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功 | 国立天文台(NAOJ)
  • 史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2019年4月10日 史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る イベント・ホライズン・テレスコープで撮影された、銀河M87中心の巨大ブラックホールシャドウ。リング状の明るい部分の大きさはおよそ42マイクロ秒角であり、月面に置いた野球のボールを地球から見た時の大きさに相当します。(Credit: EHT Collaboration) 画像(643KB) イベント・ホライズン・テレスコープは、地球上の8つの電波望遠鏡を結合させた国際協力プロジェクトであり、ブラックホールの画像を撮影することを目標としています。2019年4月10日、研究チームは世界6か所で同時に行われた記者会見において、巨大ブラックホールとその影の存在を初めて画像で直接証明することに成功したことを発表しました。 この成果は、アメリカの天文学専門誌『ア

    史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る|国立天文台(NAOJ)
  • 超巨大ブラックホールの遠吠えが放つニュートリノと電磁波の競演|国立天文台(NAOJ)

    宇宙から飛来する超高エネルギーニュートリノが検出され、到来方角が特定されました。その方角に望遠鏡を向けたところ、可視光線で明るくなった天体が捉えられ、さらにガンマ線でも明るく輝いていることがわかったのです。銀河中心核の超巨大ブラックホールに物質が落ち込み、大量のエネルギーを放射する「ブレーザー」でした。ニュートリノと電磁波の両面から調べることによって、天体の謎が解き明かされていきます。 ニュートリノは、物質とほとんど衝突を起こさない軽い素粒子です。これまでに、太陽の中心部や、近くで起きた超新星爆発で生じたニュートリノが捉えられ、天体の理解に大きな役割を果たしてきました。ニュートリノを放射する天体現象は他にも予測されていましたが、ニュートリノを捉えることはたいへん困難で、放射源がはっきりわかった天体ニュートリノはなかなか観測されませんでした。 2017年9月22日(世界時)、南極点のアムンゼ

    超巨大ブラックホールの遠吠えが放つニュートリノと電磁波の競演|国立天文台(NAOJ)
  • 三鷹・星と宇宙の日2017

    「三鷹・星と宇宙の日2017」を2017年10月13日(金曜日)・14日(土曜日)に開催! 「三鷹・星と宇宙の日」は、自然科学研究機構 国立天文台、自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター、東京大学天文学教育研究センター、総合研究大学院大学天文科学専攻の特別公開イベントです。今年の開催日は、10月13日(金曜日)と14日(土曜日)です。13日はプレ公開として限定的な規模で、14日は公開としてキャンパス全域で開催します。三鷹キャンパスの豊かな自然の中で、楽しいひとときをお過ごしください。 開催概要 日時 2017年10月13日(金曜日)午後2時から午後7時[プレ公開] 2017年10月14日(土曜日)午前10時から午後7時[公開] 会場 国立天文台三鷹 東京大学天文学教育研究センター(国立天文台三鷹に隣接) 三鷹市星と森と絵の家(国立天文台三鷹に隣接) アクセス 東京都三鷹市大沢

    三鷹・星と宇宙の日2017
  • 天の川銀河で中質量ブラックホール候補の実体を初めて確認|国立天文台(NAOJ)

    慶應義塾大学理工学部物理学科の岡朋治(おか ともはる)教授らの研究チームは、アルマ望遠鏡を使用して、天の川銀河の中心部分に発見された特異分子雲「CO–0.40–0.22」の詳細な電波観測を行いました。この特異分子雲は、天の川銀河中心核「いて座A*(エー・スター)」から約200光年離れた位置にあり、その異常に広い速度幅から内部に太陽の10万倍の質量をもつブラックホールが潜んでいる可能性が指摘されていました。観測の結果、特異分子雲「CO–0.40–0.22」の中心近くに、コンパクトな高密度分子雲と点状電波源「CO–0.40–0.22*」を検出しました。検出された点状電波源は、いて座A*の500分の1の明るさを持ち、プラズマまたは星間塵からの熱的放射とは明らかに異なるスペクトルを示しています。この点状電波源「CO–0.40–0.22*」の位置に太陽質量の10万倍の点状重力源を置いた重力多体シミュ

    天の川銀河で中質量ブラックホール候補の実体を初めて確認|国立天文台(NAOJ)
  • すばる望遠鏡に関する一部報道について

    すばる望遠鏡に関する一部報道について 昨日2015年5月28日(日時間)、ハワイ州のイゲ知事の声明に含まれるマウナケアからの天文台撤去要請が、すばる望遠鏡に影響する可能性があるとの報道がありました。しかしながら、すばる望遠鏡に関しては、撤去に関する議論は全くされておりません。 マウナケアの管理に際して、イゲ知事がハワイ大学に対して求めた措置のひとつに 「3. TMT が運用されるようになる時までに、既存の全ての望遠鏡のうちできるだけ多くの望遠鏡(少なくとも 25%)を撤去する(年より開始する)」 というものがありました。しかしながら現時点でどの望遠鏡を撤去対象とするかは決まっておらず、今後、ハワイ大学のリーダーシップの下で検討されることになります。 国立天文台としては、地元住民のご理解・ご協力を得ながら、すばる望遠鏡を長期にわたり継続して維持・運用する方針です。 国立天文台 関連リンク

    すばる望遠鏡に関する一部報道について
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