複数マシンのログを集約 ネットワークを管理する上で,イベント・ログの監視・分析はトラブルの検知やシューティングに欠かせない作業。ネットワーク機器のログをsyslogなどで転送し,管理ツールでまとめて閲覧するのは珍しくない。ところがWindowsの場合,ログを集約するには,ログ・ファイルの実体を定期的にコピーするスクリプトを書いたり,クライアント管理ソフトの導入などが必要だった。 Vistaではイベント・ログを特定のVista/Server 2008マシンに集約できる。イベントを閲覧する管理ツール「イベントビューア」でログのプロパティを表示させると,「サブスクリプション」というタブが追加されている。ここにログ収集対象のコンピュータを追加することで,複数のクライアントのログを時系列に並べて比較するなどの分析が可能になる。 集約したログを整理して表示する機能も追加した。イベントビューアは,すべて