埼玉県三郷市で11月、中学3年の女子生徒(15)が刃物で切りつけられてけがをした事件で、埼玉県警は5日夜、同市内に住む通信制高校2年の少年(16)を殺人未遂容疑で逮捕した。少年は、千葉県松戸市で今月、小学2年の女児(8)が刃物で刺された事件についても関与を認めているといい、埼玉、千葉両県警は連続通り魔の可能性があるとみて裏付け捜査を進める。 発表によると、5日午後5時15分ごろ、埼玉県警の捜査員が自転車に乗っていた少年を職務質問したところ、折り畳み式ナイフとなたを持っていたため銃刀法違反容疑で現行犯逮捕。少年は「歩いている人を殺そうと思って持っていた」と供述し、その後、三郷市の事件への関与を認めたという。 逮捕容疑は11月18日午後5時40分ごろ、三郷市鷹野3の路上で、下校途中の女子中学生を殺害しようとし、刃物であごを突き刺して深さ約10センチの傷を負わせたとしている。 また、千葉県松戸市