12月14日に放送されたバラエティ番組「チコちゃんに叱られる!」(NHK総合)で、視聴者から「どうして音楽室には(音楽家の)肖像画があるのか」という質問が寄せられ、答える一幕があった。 「ベートーヴェンの目が動いた!」「バッハっておばちゃんパーマみたい」「滝廉太郎ってあだ名の子いたよね」と、様々な話のネタになることが多い音楽室の肖像画だが、番組による答えは「楽器のおまけだったから」というもの。 全音楽譜出版社の元社員・佐藤一さんによると、昭和30年頃に楽器を買ってもらうため、楽器のおまけとして音楽家の肖像画が描かれたカレンダーを配布したことが発端だという。 出版社であることからカレンダー作りのノウハウがあり、当時の日本では作曲家の名前や曲は伝わっていたものの、作曲家の顔が分かるものはあまり出回っていなかったため、佐藤さんの義父で画家の大貫松三さんに描いてもらうことに。 最初のカレンダーはベ
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