脱「ひとり勝ち」文明論、清水浩 この本の内容はものすごくいいです。 地球の地表面積の1.5%に太陽電池パネルを貼り詰めれば、世界中の70億人がアメリカ人と同程度のエネルギーを使えるようになる! シンプルだけど本質をついた簡単な数字がちりばめられ、話の展開に説得力があります。 環境問題と言うのは、かならずしも市場原理だけではうまくいかない分野で、経済学的にも、政府の介入や産業政策を正当化できます。 例えば、Aと言うモノをひとつ作るときに、環境汚染をまき散らしながら10円で作る会社と、最新の環境対策をして100円で作る会社が、市場で競争したら、環境汚染をまき散らす方が勝ってしまいます。 先日、僕は東京と言う巨大都市に関して、いいところをいろいろ書きましたが、いちばん嫌なところは空気が汚いことです。 言うまでもなく空気を汚しているのは、車の排気ガスです。 だから、僕は電気自動車にはものすごく期待
![脱「ひとり勝ち」文明論、清水浩 : 金融日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da78a05937633f7a2b4b2219826151c370cd607b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fparts.blog.livedoor.jp%2Fimg%2Fusr%2Fcmn%2Fogp_image%2Flivedoor.png)