タグ

ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (43)

  • 日本経済の悲観的シナリオを考えるための良書: 虚構のアベノミクス―株価は上がったが給料は上がらない、野口悠紀雄 : 金融日記

    虚構のアベノミクス―株価は上がったが、給料は上がらない、野口悠紀雄 民主党政権の時は、日経平均が8000円ぐらいで低迷していた。それが、安倍政権になってから一時は2倍の1万6000円間近になっていたのだから、アベノミクスを批判する声は、株高にかき消されてしまった。 アベノミクスと言っても、目新しいのは、黒田日銀総裁による大規模な量的緩和と、それによって引き起こされてきた円安効果である。円安になると、円で見る株価は名目で上昇するし、また輸出企業を中心に円で見る企業業績も改善するので、これも株高につながる。アベノミクスは、円安バブルと株価バブルを引き起こし、それによって人々のセンチメントを改善することが狙いだった。そして、それは概ね上手くいってきたといえる。 問題は、これから実体経済が当によくなるのかどうかだ。野口悠紀雄氏は、昔から、強い円が日の国益である、という円高論者で、規制緩和による

    日本経済の悲観的シナリオを考えるための良書: 虚構のアベノミクス―株価は上がったが給料は上がらない、野口悠紀雄 : 金融日記
  • LCCでサクッと沖縄 : 金融日記

    スカイマークなどのLCC(Low-Cost Carrier)のおかげで、東京から見ると、沖縄と北海道はすごく近くなりました。羽田―那覇で、往復3万5000円ぐらいでしょうか。しかし、ヨーロッパのライアンエアーの状況を見ると、もっと頑張れるんじゃないかと思います。席が埋まらないときなど、ロンドンーパリが片道3000円とかで売ってたりするので、羽田ー那覇もオフシーズンなら片道5000円ぐらい可能なはずです。日のLCCには、まだまだ甘えが見られます。 沖縄は、プライベート・ビーチがついてるリゾート・ホテルがたくさんあるので、土曜日の朝一の便で行って、初日と日曜日の午前中をホテルのビーチでのんびり過ごし、日曜日の午後に世界有数の美ら海水族館とか市内観光して、日曜日の夜の便で東京に戻ってくる、という1泊2日週末旅行もわりと楽に行けます。まあ、二泊三日ぐらいするのがいいかと思いますが。というわけで、

    LCCでサクッと沖縄 : 金融日記
  • 知識ゼロから圧倒的に政治・経済にくわしくなるための本4冊+2 : 金融日記

    おかげさまで、僕のブログもそこそこ人気になり、も2冊出版されました。読者のみなさま大変ありがとうございます。 なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方 日人がグローバル資主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません この2冊のは実は金融・経済の教科書として、質的でむずかしいことがとても掘り下げられて書かれています。だから内容的にはかなり高度で、金融・経済の専門的な仕事をする入り口に立つというところまで到達できるはずです。また、金融・経済の専門家が全体を俯瞰するためのにもなっています。 内容は包括的で、実はかなり深いのです。「読みやすく簡単だった」とか、意地悪な人からは「全部知っている内容で新しくなかった」などというレビューがたくさん書かれていますが、この2冊の内容を当に理解できたら、それは金融・経済のまともな専門家と

    知識ゼロから圧倒的に政治・経済にくわしくなるための本4冊+2 : 金融日記
  • 税金と確定申告の本を3冊 : 金融日記

    いよいよ確定申告の季節ですね。僕は去年まで自分で領収書とか整理していたので、この時期、ファミレスに篭って整理していたのですが、今年は書類整理はアルバイトを雇っているのでだいぶ楽になりました。それで最後は税理士にまとめた書類を投げておしまいです。確定申告は税理士に領収書をごっそりそのまま箱に詰めて丸投げするとだいたい10万円ぐらいですかね。僕はずっと税理士にお願いしているのですが、税理士にお願いする前の領収書とか保険の控除書類をまとめる段階ですでに大変で、週末が2回ほどつぶれていました。なので今年からは書類整理と経理のアルバイトを雇っています。ちなみにこういった業務は高度にクラウド化されていて、領収書はきれいに並べられてスキャンされDropbox上に保存されていきます。その辺のノウハウはおいおいアップしようかと思います。もちろん多くの人は税理士に10万円も払うのはもったいので、自分でやること

    税金と確定申告の本を3冊 : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2011/01/30
  • ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち、スコット・パタースン、永峯涼(翻訳) : 金融日記

    ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち、スコット・パタースン、永峯涼(翻訳) (The Quants: How a New Breed of Math Whizzes Conquered Wall Street and Nearly Destroyed It, Scott Patterson) このは2000年あたりにはじまったヘッジファンド・ブームの中で、莫大な金を稼ぎ続けたクオンツたちの物語である。 クオンツというのは複雑な数理モデルを使って市場で儲けようとしているファイナンスのプロたちのことである。 結構評判のよかったなのだけれど、僕はあまり読む気がしなかったのだが、やっぱり読んでみることにした。 なぜ読む気がしなかったかというと、僕自身がインサイダーであり、このウォールストリート・ジャーナルの記者が書いた、おそらくは浅薄な話なんてわざわざ読むのは時間の無駄だと思ったからだ。

    ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち、スコット・パタースン、永峯涼(翻訳) : 金融日記
  • マーケティング的なるものは人々をインスパイアしない―民主党の支持率低迷から考えたこと : 金融日記

    民主党政権の支持率が下げ止まらない。 最近の多くの調査で30%を切る危険水準に陥っている。 出所:時事ドットコム、時事通信社 しかし、これは見方によっては非常に皮肉なことではないか。 民主党政権は人気につながることなら何でもいうし、何でもやろうとする超ポピュリズム政権だ。 そこには長期的な日の国益のビジョンはまったくなく、つねに世論に阿り、マスコミに媚び、大きな票田を持つ利権団体には平身低頭で接する、徹底した大衆迎合だけが存在するのだ。 たとえばAとBという政策があったとき、民主党政権が気にすることは、どちらを選べばより支持率が上がり、より選挙に有利になるかということだけである。 しかし、今、国民からそっぽを向かれているのが、その民主党政権なのである。 このようなポピュリズム政権が、その意図とは裏腹に、どんどん人気を失っていくことはなんだかとても不思議だ。 しかし、実はこれは不思議でもな

    マーケティング的なるものは人々をインスパイアしない―民主党の支持率低迷から考えたこと : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2010/04/18
  • 政府の規制や補助金はなぜ醜悪なのか? ―レントシーキングの罠― : 金融日記

    JALは更生法申請をして法的整理を経て、再生への道を歩み始めました。 会社更生法とか私的整理とかいろいろむずかしい法律用語がでてきましたが、要するにJALが借りたお金をどうやって踏み倒すかというだけの話で、実はとても簡単な話です。 いちばん踏み倒されたのはいうまでもなく日の銀行ですね。 ご愁傷様です。 (日の銀行にお金を預けているのは日の国民なので、この踏み倒されたお金は、僕の、そしてあなたの預金金利がまたちょっと下がることによって、僕が、そしてあなたが負担します) そして、借金がなくなって、さらに政府の手厚い支援のもと(つまり僕の、あなたの、我々の税金を使って)、JALは再建されるのです。 しかし、これではもともとまじめにやっていたANAの方はたまったものではありません。 ANAの社員はJALの社員よりも給料が安いと聞きます。 おそらくいったんつぶれても、JALの社員はそんなに給料

    政府の規制や補助金はなぜ醜悪なのか? ―レントシーキングの罠― : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2010/01/23
  • 金融日記:独立とか起業とか考えるのに面白かった本5冊

    今日は、脱サラして自分でビジネスを持ちたいと考えている人が読むととてもためになって面白いを5冊紹介します。 1.やりがいある仕事を市場原理のなかで実現する! 渡邉正裕 MyNewsJapanを創業した渡邉正裕さんのです。 渡邊さんは日経新聞の記者のあとIBMのビジネスコンサルタントを経て、完全に独立したニュースサイトを起ち上げました。 やはり日経の記者とコンサルタントをやっていただけあって、勝算がどれぐらいあってどういう動機で起業したかが具体的にとても分かりやすく書いてあって面白いです。 出版された時点での売り上げやアクセス数なども全部生々しく公表してあります。 ちなみに著者は日経の記者時代に自身のホームページを持っていたらしく、そこで記者クラブの利権や、取材先から賄賂づけにされている実態などを書いていて、会社とケンカして裁判にまでなっています。 いやー、いいですね。ファイターです。

    金融日記:独立とか起業とか考えるのに面白かった本5冊
  • 日本国政府がどれだけ借金しても絶対に日本は倒産しないと言うことのサルでも分かる説明 : 金融日記

    赤字国債を発行して政府が借金を増やすとすぐに財政破綻、財政破綻と騒ぐ人がいますが、自国通貨による国債発行では国が倒産することは絶対にありません。 国債と言うのを借金だと考えると、これが増えすぎて返せなくなると会社と同じように倒産しそうな感じがします。 しかし、国債と言うのは確かに期日が決まっていて国が借りたお金を金利と一緒に返すので形式的には借金そのものですが、国は返すお金を自分で発行することができますから根的に普通の借金とは違います。 このことを考えると、国債と言うのは借金ではなくて、実は国が発行する株式だと言うことが分かります。 それでは、たとえば日国政府が1000兆円の国債を発行している場合を考えましょう。 この1000兆円のうち、民間が900兆円持っていて、日銀が100兆円持っているとしましょう。 現在では、中央銀行がお金を刷って市場に流通するお金の量を増やす主な手段は、市場に

    日本国政府がどれだけ借金しても絶対に日本は倒産しないと言うことのサルでも分かる説明 : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2009/10/12
  • 脱「ひとり勝ち」文明論、清水浩 : 金融日記

    脱「ひとり勝ち」文明論、清水浩 このの内容はものすごくいいです。 地球の地表面積の1.5%に太陽電池パネルを貼り詰めれば、世界中の70億人がアメリカ人と同程度のエネルギーを使えるようになる! シンプルだけど質をついた簡単な数字がちりばめられ、話の展開に説得力があります。 環境問題と言うのは、かならずしも市場原理だけではうまくいかない分野で、経済学的にも、政府の介入や産業政策を正当化できます。 例えば、Aと言うモノをひとつ作るときに、環境汚染をまき散らしながら10円で作る会社と、最新の環境対策をして100円で作る会社が、市場で競争したら、環境汚染をまき散らす方が勝ってしまいます。 先日、僕は東京と言う巨大都市に関して、いいところをいろいろ書きましたが、いちばん嫌なところは空気が汚いことです。 言うまでもなく空気を汚しているのは、車の排気ガスです。 だから、僕は電気自動車にはものすごく期待

    脱「ひとり勝ち」文明論、清水浩 : 金融日記
  • 日本人が英語をしゃべるときに気をつけるべき7つのポイント その1 : 金融日記

    前回は英単語や英文法を学ぶ良書を紹介しました。 英単語と英文法は、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの全ての土台となるものです。 紹介したはどれもめちゃくちゃロングセラーのすばらしいものばかりなので、ぜひ読んでみてください。 さて、今日は日人が英語を話す時に覚えておくとものすごく役立つポイントを紹介したいと思います。 僕は英語のスピーキングに関しては、何かいいや教材をみつけて急にできるようになったと言うわけではありません。 少しずつ試行錯誤しながら身につけました。 言うまでもなくコミュニケーションの基は、相手の言うことを正しく理解して自分の言いたいことを正しく伝えることです。 気のきいた表現を覚えたりしても、この基ができていないと全く意味がありません。 それでは僕がとても大切だと思う日人のスピーキングのポイントを説明します。 1.YesとNoは言わない これは

    日本人が英語をしゃべるときに気をつけるべき7つのポイント その1 : 金融日記
  • お盆休みの推薦図書 : 金融日記

    投資、ビジネス、金融、経済、政治に関する(←まあつまり金と権力に関するwww)で特に面白くてためになったものをお盆休みの推薦図書として紹介したいと思います。 1. 投資と金融の なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方、藤沢数希 手前味噌で恐縮ですが、投資や金融について一通り勉強したいのであればこのがベストでしょう。 (なんせそのために書いたのですから) リスクとリターン、リスク・プレミアム、効率的市場仮説と言った標準的なファイナンス理論の知識を非常に分かりやすく解説しています。 このを読めば、怪しげな金融商品に騙されなくなりますし、ファイナンシャル・アドバイザーにお金を払う必要もなくなります。 まだ読んでない人はアマゾンで注文するか屋に急ぎましょう。 2.経済の(軽い読み物系) バカヤロー経済学、竹内薫 最近社会から消され

    お盆休みの推薦図書 : 金融日記
  • 金融日記:選挙の投票率を100%にする簡単な方法

    政治を劇的に変えるにはやはり若者の投票率を上げるのが一番でしょう。 投票率が低いと一部の利権団体の票の価値が相対的に高まり、結果として一部の利権団体が支持する政治家がたくさん当選してしまい、国民全体の利益をかえりみないいつもの利益誘導政治がはびこります。 政治家は自分に組織票を入れてくれる団体のために美辞麗句を並べて国民の目をごまかしながらさりげなくちょろっと既得権益を守る規制強化の法律を作ったりするのです。 また、日の場合、高齢者の投票率は非常に高いのですが若い人の投票率はとても低いので、年齢別では高齢者の方にばかり有利な政策が取られてしまいます。 結果的にお金持ちの老人がたくさん年金をもらって悠々自適の生活を楽しむ一方で、若い子持ち夫婦やシングルマザーなどが貧困を強いられるのです。 子供は老人のように票を持ってはいませんからね。 そしてますます少子高齢化が進むと言う悪循環。 さ

    金融日記:選挙の投票率を100%にする簡単な方法
    ysadaharu
    ysadaharu 2009/07/23
  • 文部省は日本人の英語不能化政策の解除をしてみてはどうだろうか? : 金融日記

    自民党や民主党が何をしようとしているのか、そしてその違いは何なのか未だによく分からない人も多いと思います。 このようなことを気にして自分はひょっとして政治や経済の知識が足りないのではないか? 自分はひょっとして頭が悪いのではないか? 自民党と民主党の政策を理解できないから、そんな風にして自分を責めてしまっている人もいるかもしれません。 しかし、大丈夫です。 僕もよく分かりません(笑い)。 このように民主主義の国では様々な人の利害が絡み合い、多くの国民は消費者であり同時に労働者であり、また年金などを通して実は同時に資家でもあったりするので、政治の利害と言うのはなかなか複雑でよく分らないものなのです。 社会運動をしたりしている人も自分が何を言って何をしているのかよく分かっていなかったりします。 例えば、左翼系の人が労働者の搾取や貧困を救うために声高に叫んでいる政策はどれも絶望的に貧富や身分を

    文部省は日本人の英語不能化政策の解除をしてみてはどうだろうか? : 金融日記
  • なぜ金融機関は時に税金で救済しなければいけないが、事業会社を救済するのはよくないのか? その2 : 金融日記

    なぜ金融機関、特に銀行は時として税金を投入してまで救済しないといけないのでしょうか? それにはみっつの理由があります。 ひとつ目が金融機関は「公共財」だと言うこと。 ふたつ目は「取り付け騒ぎ」の予防、そして最後が「システミック・リスク」です。 まず、公共財から考えましょう。 金融機関、特に銀行と言うのは社会にどうしても必要な公共財です。 公共財と言うのは警察や下水道のようなモノです。 もうちょっと言うと個別の金融機関ではなく「金融システム」が公共財なのです。 公共財とは非排除性と非競合性を併せ持つ社会に必要なモノやサービスのことです。 警察や下水道は社会の誰もがそれを利用できます。 また、同時に利用者に個別にその対価を請求することが難しいです。 例えば警察は町の治安を守っていますが、その街に住むAさんはその料金を払うが、Bさんは払わないとしても、Bさんも町の安全性を享受することができます。

    なぜ金融機関は時に税金で救済しなければいけないが、事業会社を救済するのはよくないのか? その2 : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2009/07/04
  • 高速道路の1000円乗り放題と定額給付金と市場原理 : 金融日記

    産経ニュースより引用 =================================================== 「1000円高速」広げないで 九州のバス業界が要望 2009.5.27 19:32 九州バス協会(会長・竹島和幸西日鉄道社長)は27日、マイカーなどを対象にした「高速道路1000円乗り放題」の影響で高速バス利用者が激減した上、渋滞が増えて運行に支障が出ているとして、政府が検討する割引拡充に反対する要望書を国土交通省などに提出したと明らかにした。 政府は土日祝日だけを対象としている高速道路料金の大幅割引を、8月のお盆と年末年始の平日にも拡充することを検討中。同協会によると大型連休期間中の高速バス利用者は、前年比約12%減と「経験したことのない落ち込み」(竹島会長)を記録した。 同協会は「このまま利用者が減り続ければ、大幅な減便や路線廃止に踏み切る業者も出てくるだろう

    高速道路の1000円乗り放題と定額給付金と市場原理 : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2009/06/11
  • 官僚になるなら日銀がお得!? : 金融日記

    最近はマスコミの官僚叩きがすごい。 政治家も官僚を叩いて人気取りに余念がない。 新聞も雑誌も最後は官僚が悪いと言う風にまとめればなんとなく記事ができあがってしまう。 しかし、昔を思い出そう。 日は経済は一流だけど、政治は三流だと言われ続けてきた。 そして1980年代の終わりにひとり当たりのGDPでアメリカを抜き世界一になり、"Japan as No.1"なんてが発売されたりしところ、日の官僚は世界一優秀だと言われていたのだ。 実際、東大の最優秀な若者がみんな官僚になりたがった。 ところが、最近は東大の優秀な学生は外資系の金融機関やコンサルティング会社に就職している。 給料も高いし(国家公務員の数倍から10倍以上)、グローバル経済で役立つさまざまなスキルも身につけられるからだ。 そして、何よりも官僚の仕事がやりがいのないものになってしまったからである。 経済的にも天下りして何千万円の退

    官僚になるなら日銀がお得!? : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2009/06/10
  • 鳩山総務大臣の一連のパフォーマンスの裏の権力闘争の歴史に関してマジレスしてみる : 金融日記

    鳩山総務大臣の日郵政のかんぽの宿問題や東京駅の郵便局の建て替え問題は、ごく初歩的なファイナンスの知識や中の下ぐらいの芸術的センスがあればすぐに分るのだが、ただいちゃもんをつけて特定郵便局長会をはじめとする郵政ファミリーに、 「小泉・竹中の構造改革であなた方の利権を奪おうとしていましたが、私はそれをなんとか骨抜きにしてまたあなた方の利権を復活させますよ。郵政民営化の実行隊長であるにっくき西川社長を私が首にしてあげますよ。だから私に票を入れてください」 と言うメッセージを送っているにすぎない。 また大手テレビ局を使ってパフォーマンスすれば、ある一定数いるアンチ構造改革の人から賛同を得られるし、よく分かっていない人も票を入れてくれるかもしれないと期待しているのだ。 残念なことに広告料の激減で今や大手テレビ局が政府にどんどん規制してもらって、自分たちの既得権益にしがみつかなければいけない業界にな

    鳩山総務大臣の一連のパフォーマンスの裏の権力闘争の歴史に関してマジレスしてみる : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2009/06/05
    ふむ。。。
  • 「消費税は福祉の財源にしか使いません」に笑った : 金融日記

    最近、と言うかここ数年、政治家や官僚から今後の高齢化社会の福祉の財源として消費税アップが必要だと言う発言をよく聞く。 さらに消費税と言うとなんか聞こえが悪いので「福祉目的税」にしようと言う案まで出ている。 福祉と言う誰もが反対できないものを人質に取って増税しようと言う政府の魂胆が透けて見える。 ところでこの前、テレビを見ていたら自民党の石原のぶてるさんが出ていて、福祉の財源として消費税を将来的に引き上げることは重要だと言っていた。 別にこのことはいろんな人が言っていることだ。 そして司会者が「当に福祉にだけ使うの?」と聞いたら、必死に福祉にしか使えないように仕組みを作るから大丈夫と言っていた。 僕はこれを見て笑ってしまった。 と言うのも、今回の金融危機の後に公的資金が注入された欧米の銀行の経営者が、社員に結構な額のボーナスを払っていることがばれてしまった時の苦しい言い訳と同じだと思ったか

    「消費税は福祉の財源にしか使いません」に笑った : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2009/06/02
  • 日本経済新聞の社説も鳩山邦夫総務相を痛烈に批判しています。 : 金融日記

    まあ、そりゃそうでしょ。 いやー、しかし日郵便局をめぐる利権とそれにかかわる政争はくわしく知ると当に面白いんですよね。 テレビの時代劇の100倍面白い。 すさまじい権力闘争です。 ↓このあたり読むといいと思います。 自民党政治の終わり、野中尚人 郵政攻防、山脇岳志 そんなんに巻き込まれてる西川さんはかわいそうだなー。。。 めちゃ安月給だし。 日郵政残酷物語は今度時間ができたときに書きます。 そんじゃ、また。 以下、日経新聞の全文引用です。(ネットの記事はすぐ消えてしまうためコピペしておきます) 著作権上問題あるようでしたらコメント欄に連絡していただければすぐに削除します。 ======================================================= 社説2 改革徹底こそ西川氏に迫れ(5/27) 鳩山邦夫総務相が改選期の西川善文日郵政社長の再任に難

    日本経済新聞の社説も鳩山邦夫総務相を痛烈に批判しています。 : 金融日記
    ysadaharu
    ysadaharu 2009/05/27
    日経まともだな。。。鳩山(弟)はもうね。。。