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米Microsoftは15日、Office 97以降で使われているバイナリファイル形式の文書仕様を公開した。「Microsoft Open Specification Promise」(OSP)プログラムの下で使用できる。 公開されたのは拡張子が「.doc」「.xls」「.ppt」となるOffice製品のバイナリファイル仕様。これらのバイナリファイルはOffice 97より採用され、Office 2003まで基本的な保存形式となっている。最新版のOffice 2007からはデフォルト保存形式が「Office Open XML」(.docx、.xlsx、.pptx)となっているが、バイナリ形式での保存もできるようになっている。 MicrosoftのWebサイトでは「Word 97-2007バイナリファイルフォーマット」(.doc)、「Excel 97-2007バイナリファイルフォーマット」(
――さっそくですが、Java EE6の概要について教えて下さい。 田中氏 実は、Java EE6は難産の末に誕生した仕様なんです。これまでJava EEは、2年から2年半の周期でバージョンアップが行われており、Java EE 6も本来は2008年中には仕様の策定と承認を完了する予定になっていました。ところが、5の登場からJava EE 6の承認まで、3年9カ月もの期間を必要とした。 最終的にこのスケジュールが遅れてしまった原因は、Servletの仕様が幾度も変更されたことなどがありますが、最大の理由はJCPに参加する企業・組織間の同意をなかなか取り付けられなかったことにあったようです。 ともあれ、ようやく固まった仕様は非常に良い内容となっています。承認に至る背景をご存じの方は、内容面に不安を抱いているかもしれませんが、プロセスに関わった企業、組織は一様に高い評価を与えています。これからは各
はじめに 現在のWebシステムにおいて帳票の出力を行う場合、PDF形式が選択されることが一般的になっています。その理由としては、データサイズをコンパクトにすることができる、情報の改ざんを防止できる、などが挙げられます。一般ユーザにも普及していますので、システム開発時に顧客からPDF形式での情報の出力を求められることも多いのではないでしょうか。 この記事では、「iText」というライブラリを活用して、PDFの出力を行う方法を解説します。 対象読者 Javaプログラミングで開発を行った経験のある方、および、Javaプログラミングに興味をお持ちの方を対象としています。 必要な環境 このサンプルアプリケーションを動作させるには、以下のソフトウェアが最低限必要です。環境についての詳細や設定方法については、サーバサイド技術の学び舎 - WINGSにある「サーバサイド環境構築設定」を参照してください。
アプリケーションから動的にPDF帳票を作成する - JasperReportsプラグイン JasperReportsとは、JavaのアプリケーションでPDF帳票を出力するためのライブラリです。入手はJasperForgeより行います。 JasperReportsプラグインはStruts 2で簡単に利用できるようにしたものです。JasperReportsを使ったテンプレート作成については「Java開発メモ - JasperReports」を参考にしてください。今回は、あらかじめJasperReports出力用ファイル(拡張子 jasper)を作成しておいたとします。出力ファイルに対してActionクラスでは、出力する内容を返すのみでPDFをブラウザで表示することができます。 今回は、事前に登録してある住所録から郵便番号や住所などを出力するもので動作を確認してみます。Actionクラスは住所録
9月1日、ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2010」において、SNS「GREE」を運営するグリー株式会社(以下 グリー)が『大規模ソーシャルゲームのつくりかた ~60分でわかるサーバサイド技術~』と題するセッションを講演した。 一日あたり億単位のトラフィックを捌くインフラはどうなっているのか。技術者2名が解説したインフラ構築のノウハウや、ソーシャルゲームと一般のオンラインゲームとの違いについて紹介する。 オンラインゲームとソーシャルゲームとの違い 最近テレビCMでも目にする機会が多くなってきたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の「GREE(グリー)」。2010年6月時点の数字で、会員数2059万人、月間353億ページビューという言わずとしれた大人気サイトだ。中でも携帯電話向けソーシャルゲームが特徴的で、専用機向けのゲームと比べるとコアゲーマー以外のプレイヤーも多く、利
本連載の目的 Javaの入門書だけでも多くの本があります。大きな書店に行けば入門書が山ほどあり、どれを買ったらよいか迷うのではないでしょうか。 最近はネットでの購入が増えてきていますが、店頭のように実際に手にとって内容を確認できません。一部のネットショップでは、目次や冒頭の章を閲覧できたり、他の人のレビューを読んだりすることもできますが、やはりそれだけで買うのは少し勇気が要ります。特に不景気な昨今、全部まとめてという買い方は到底できませんし。また、お薦めリストのようなものもネットには存在しますが、根拠に乏しいという感が拭えないのが現状です。 このような経緯があり、購入に役立つ具体的な情報を提供できればという思いでブックガイドを作成しました。 蛇足になりますが、入門編以外にも、マルチスレッド編、コレクション編、Web編などや英語本の入門編も企画しています。 対象読者 本連載は、ボリュームの関
2008年4月7日に発表されたGoogle App Engineが、ちょうど1年後の2009年4月7日にJavaに対応したことが発表されました。さらに、Java開発には必須のEclipse用のプラグイン「Google Plugin for Eclipse」が同時に発表され、Java利用者は簡単にGoogle App Engine用のプログラム開発とEclipse上からのデプロイができるようになっています。今回はそんな便利な「Google Plugin for Eclipse」の使い方を説明します。 はじめに 2008年4月7日、Googleのインフラでウェブサービスを展開できるという「Google App Engine」が発表され世界中が驚かされました。この時点では利用できる言語としてPythonのみがサポートされており、Pythonの開発者がGoogleの社員であることを考えると当然なの
はじめに 今やWebのフレームワークと言えば、そのほとんどが「RoRタイプ」です。RoR(Ruby on Rails)がWebの開発に与えた影響は非常に大きく、その後生まれたフレームワークの多くがその影響を受けています。 しかし、Javaの世界に関しては、RoRはなぜか素通りしてしまいました。既にStrutsというデファクトスタンダードがあったために新しいMVCフレームワークが割り込む余地があまりなかったのか、あるいはLL(ライトウェイト)言語でないとRoRなスタイルは作りにくかったのか。ともあれ、その後、長い間、Javaでは「いわゆるRoRタイプ」と言えるフレームワークは登場しませんでした。 その流れを変えたのは、Groovyです。Groovyの登場により、JavaでもLL言語のような小回りの聞くコーディングが可能となりました。そのおかげで、ようやくJavaの世界にも遅まきながら新しい世
日本最大の動画投稿サービス「ニコニコ動画」は、動画上を流れるコメントや、自由に編集できるタグ機能といった特徴を持ち、単なる動画共有サービスにとどまらず、コミュニティサイトとしての側面も持つ。多くの人がアクセスする中で「アイドルマスター」「初音ミク(VOCALOID)」「東方プロジェクト」など、いろいろなムーブメントが生まれてきた。 今も毎日多くの動画が投稿されており、各動画は「再生数」「コメント数」「マイリスト数」などの情報がわかるようになっている。すでに投稿動画数は200万本を超えるが、これら膨大なデータを分析することで、どんな現象やコミュニケーションが起きているのかを明らかにしようとするのが今回の発表会の目的である。 分析する際の2つの障壁 独自にデータ収集が必要であること しかし、そもそもニコニコ動画自体はデータを分析しやすいように広く提供しているわけではない。1つ1つの動画の再生数
Web標準に従うことは、SEO効果、ユーザービリティ、メンテナンス性の向上など、Webサイトの利用者と制作者の双方にさまざまなメリットをもたらします。しかし、実際にWeb標準の仕様書に従ってWebサイトを制作しようとすると、制作者の頭を悩ませる多くの問題が待っています。本連載では、Web標準のメリットを最大限に生かすことをテーマに、仕様書には書かれていない部分を中心に取り上げ、実際のWeb制作現場で起こり得る問題について、解決の糸口をたらしていきたいと思います。 はじめに Web標準に従うことは、SEO効果、アクセシビリティ、ユーザービリティ、相互運用性、互換性、メンテナンス性の向上など、Webサイトの利用者と制作者の双方にさまざまなメリットをもたらします。しかし、実際にWeb標準の仕様書に従って「正しい(X)HTML+CSS」でWebサイトを制作しようとすると、制作者の頭を悩ませる多くの
9月13日、都内で「エンジニアの未来サミット」(主催:技術評論社)が開催された。「泥のように働く」必要があると言われたIT業界のネガティブなイメージに対して、IT業界で働くエンジニアやアルファギークと呼ばれる人達が業界の魅力を語ると同時に、今後エンジニアはどうしていくべきか意見を交わした。 「アルファギーク vs. 学生-エンジニア業界の過去・現在・未来,そして期待と現実」と題されたパネルディスカッションでは、小飼弾氏、ひがやすを氏、よしおかひろたか氏、谷口公一氏、伊藤直也氏らエンジニアと、田村健太郎氏、源馬照明氏、益子謙介氏、新井貴晴氏ら学生による討論が行われた。 泥のように働くことについて まず、このイベントの発端となった「10年間、泥のように働く」ことについて意見が交わされた。 学生からは「エンジニアに限らず、他の業種でも一生懸命努力する必要はあると思う」「IT業界で働く際も、他業界
「ネオ・ナレッジマネジメント論-ネットワーク上のプラットフォームを活用した新しいコラボレーション形態を探る」では、ニコニコ動画と初音ミクの担当者が登壇し、大ヒットの要因を語った。 冒頭、進行役のみずほ情報総研コンサルティング部・吉川日出行氏は、「これまでのナレッジマネージメント、情報共有の形としては、検索やグループウェアを活用した第1世代、SNSやブログを利用した第2世代があった」と説明、しかし第1世代は情報が集まりすぎてうまく活用できないという問題があったこと、第2世代は情報を共有している感覚はあるものの数値的な成果がわかりづらい問題があったことを挙げた。 これに対しニコニコ動画やピアプロでは、「作る、発表する、見る、新しいことに気づくという、ぐるぐる巡回する情報共有が展開されている。また多くの人が積極的に参加して、コンテンツの質が上がっていくなど成果も出ている。これがいわゆる第3世代の
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