2005年12月27日のブックマーク (2件)

  • 新たな「学生街」への展望

    半田 章二 はじめに 私の職場がある京都の町には、今年も全国から大学新入生たちがやってきた。夢と希望を胸に、まさに「人生の春」を謳歌しようとする若者たちである。父親や母親に付き添われ、中には方言まじりで語らいながら大学周辺を歩く親子の姿は、春の京都の風物詩とも言える。 「昔は、ここに○○という喫茶店があったんやけどな…」と息子につぶやく父親。きっとこの父親も学生時代を京都でおくったのだろう。少しは土地勘のあることがうかがえる。しかし、記憶とはかなり様相を異にする「学生街」に隔世の感を強くしているようだ――。 確かに1970年代までは、この京都にも、各大学の周辺には学生のための堂や喫茶店、書店、下宿屋などが立ち並び、そこに学生たちがたむろするという、他の町とは明らかに異なる雰囲気とたたずまいを持った「学生街」がいくつか存在していた。そして、ある種の「特権的」な若者が主体となったライフスタイ

    yskszk
    yskszk 2005/12/27
  • 「すっきりしないこと」が大事 - 川瀬のみやこ物語 episode2

    昨日屋で色々物色していたら、例の『マンガ嫌韓流』の解説のようなものが出ていたので少し立ち読み。あ、これだ。出版社は同じですね。 パラパラ見たけど(胸くそ悪くなって、数ページで止めた)、ディベート形式で「白黒つけましょう」という姿勢を貫いているわけだけど、この姿勢こそが怪しいと思う。ディベートでは「あなたはこう言いましたね」と相手の議論を単純化させて、矛盾をついたり例外を提示してやりこめるという手法が採られがちだけど(向こうの意見を単純化させてからなんだから、簡単だ)、そういうのって、端的にアンフェアだと思う。「するの、しないの、どっちなの」とパネラーを問い詰める人相の悪い深夜番組の司会者を見れば、判ると思うんだけど。 あのね、歴史ってそんな単純なものじゃない。一つの歴史的事象も、立場が変われば全然違うものに見えるっていうのは、嫌ほど実感していることでしょ?判りやすい例を出すなら、「加害

    「すっきりしないこと」が大事 - 川瀬のみやこ物語 episode2
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    yskszk 2005/12/27