鍋の底に組み込んだ「熱電モジュール」で発電してUSB給電を行い、たき火やガスなどで料理をしながら同時に充電もできるという、まさに一石二鳥の製品です。 「熱発電」は、温度差が電圧に変換される「ゼーベック効果」を応用したもので、産業用の廃熱利用や腕時計などでも実用化されているようです。 この「発電鍋」のスペックによると、出力はDC 5V・最大電流が400mA(沸騰時は200〜250mA)程度あるようです。 iPhoneの充電には心許ない気もしますが、スマートフォンを3時間〜5時間で充電できるとされています。 天候に左右されるソーラーと異なり、燃やすものさえされば充電できるので、災害・緊急時・キャンプなどで活躍しそうです。 価格は24,150円(税込)と少々お高い印象ですが、量産が進めばもっとリーズナブルになるかもしれません。 【リンク】発電鍋 – ヒートチャージャー HC-5