2014年6月17日のブックマーク (7件)

  • 「チーズと文明」ポール・キンステッド 著

    人類の歴史はチーズとともにあった。 紀元前七〇〇〇年頃、農耕牧畜の進展によって家畜から取れるミルクを豊富に生産できるようになり、さらにミルクを保存し、凝固させることが可能となる陶磁器製の容器が登場、西部アナトリアから肥沃な三日月地帯にかけての一帯でチーズ製造が始まった。 当時、ミルクに含まれるラクトース(乳糖)を消化するために必要なラクターゼを作ることができるのは乳幼児だけだったため、成人はミルクを飲むとお腹を壊してしまい飲むことが出来ない。一方でチーズは製造過程でラクトースが発酵し乳酸に変わるか、乳漿(ホェイ)とともに取り除かれるため、成人でもミルクの栄養を摂取することができる。そのような点でチーズ(とバター)は当時の人類にとって重要な栄養源であった。紀元前五五〇〇年頃以降、成人でもラクターゼを作る能力を遺伝的に持つようになり、現在では人類の多くがラクトース耐性を持っている。 チーズ製造

    「チーズと文明」ポール・キンステッド 著
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    ystt 2014/06/17
  • ピンカー on 知識の呪い

    Edge に掲載されたスティーブン・ピンカーのインタビューから,「知識の呪い」について話してる箇所だけ,抜粋して訳しました. 原文:"Writing In The 21st Century: A Conversation with Steven Pinker," Edge, June 9, 2014. ここに訳したものは授業のおまけとして用意したもので,この箇所でとくにすごいことを言ってるわけではありません. インタビュー全体は,この9月に発売予定になっている文章術の新著 The Sense of Style に書かれている内容のつまみいみたいな感じなんでしょうね. 他にも,意識しておくと文章が上手になれる心理学の話があります.ときに「知識の呪い」と呼ばれてる現象がそれです.これの呼び名はいろいろありますし,心理学者たちはなんども再発見を繰り返してきました.たとえば,「心の理論」の欠陥だ

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    ystt 2014/06/17
  • オバマの遺産:ホワイトハウスの主には絶対なるな:JBpress(日本ビジネスプレス)

    まともな考え方をする人で、米国の大統領になりたい人などいるのだろうか。非常に大きな期待を背負って就任したバラク・オバマ大統領のこれまでの姿を見ていると、こんな警句が頭をよぎる――何かを手に入れたいと望む時はくれぐれも注意せよ、当に手に入れてしまうかもしれないのだから。 米国内では、先週のティーパーティー(茶会)派による青天の霹靂の一撃以降、オバマ氏が何か大きなことを成し遂げる可能性はほとんどなくなっている。 米国外では、米軍の訓練を受けたイラク政府軍の部隊が自分よりはるかに劣るアルカイダ系武装勢力に出くわすや否や、武器を捨てて逃げ出している。首都バグダッドでさえも脆弱に見える。現実に圧倒されるとはまさにこのことだろう。 状況を変える力は衰え、果てしなく責任を負わされる米国大統領 理屈の上では、米国の最高司令官たる大統領は世界で最も強い力を持っている。しかし実際は、大統領が何かを変える力は

    オバマの遺産:ホワイトハウスの主には絶対なるな:JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2014/06/17
  • 英国とEU、「半ば離脱」の折衷案が愚策である理由:JBpress(日本ビジネスプレス)

    英国は欧州の国だ。これまでもそうだったし、今後も常にそうであり続ける。欧州連合(EU)は英国にとって飛び抜けて大きな貿易相手であり、ロンドンは欧州の金融の首都だ。欧州の近隣諸国で起きることは、英国にとって常に重大な関心事になる。 だが、その一方で、英国の歴史は大陸欧州諸国の歴史とは違っている。海に守られた英国は、侵略を防ぐことができた。海の向こうのチャンスを求め、欧州が1人の独裁的支配者の手に落ちないよう全力を注いだ。英国はそれに成功した。 現在、英国はもはや世界的大国ではなく、欧州は平和裏に一体化している。法的には、英国はEUの内側にいる。心理的には、これまで以上にEUの外側にいる。要するに、英国は半ば分離しているのだ。その事実は、英国によるユーロの拒絶や英国独立党(UKIP)の台頭、2017年にEU加盟の是非を問う国民投票を行うというデビッド・キャメロン首相の約束に表れている。 英国の

    英国とEU、「半ば離脱」の折衷案が愚策である理由:JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2014/06/17
  • ウクライナの汚職の呪い ダチョウ動物園からクラシックカーのコレクションまで:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年6月14日号) ウクライナにおける汚職撲滅の取り組みは、極めて困難な戦いだ。 政権の座を追われたビクトル・ヤヌコビッチ前ウクライナ大統領がかつて住んでいたメジヒーリアの大邸宅は、キエフ郊外のドニエプル川に面した美しい地区にある。 ヤヌコビッチ前大統領は2月22日、夜の闇に紛れてこの邸宅から脱出した。それ以来、この場所は汚職を象徴する野外博物館と化している。週末には、親子連れが手入れの行き届いた庭園を散策し、前大統領のクラシックカーコレクションやダチョウ動物園の前で写真を撮る。 前大統領の邸宅で発見された膨大な文献のアーカイブ化に取り組むウェブサイト「ヤヌコビッチリークス」の創設者の1人であるアンナ・バビネッツ氏は、敷地内のゲストハウスで腰を下ろし、「文献、数字、政治家のカネの使い道の解明が有する力」について語る。 バビネッツ氏によれば、最初にメジヒーリアの大邸

    ウクライナの汚職の呪い ダチョウ動物園からクラシックカーのコレクションまで:JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2014/06/17
  • 濱口桂一郎氏に足りないもの(その1) : M B K 48

    2014年06月14日17:00 カテゴリマンキュー ブログ 濱口桂一郎氏に足りないもの(その1) これ。 ちょうどいいタイミングでマンキューのブログ(6月11日)に載っていた。 お父さんとモノプソニーをやらないかい? モノポリーじゃないの? いや。モノポリー(売り手独占)は、ある物に関して、ひとつの企業が唯一の売り手の場合だね。モノプソニー(買い手独占)というのは、ある物に関して、ひとつの企業が唯一の買い手の場合だよ。それで、この家ではお父さんが唯一の労働の買い手だ。だから、これからはお手伝いをやってくれたお礼のお小遣いは、これまでの50%に下げると決めたよ。 ちょっと待ってよ。モノプソニーってゲームじゃないの? たんにお父さんが権力もっている、ということだけなの? さらに40%にカット。へへへ。 ********** 濱口桂一郎氏がブログで(だいぶ前のものだけど)、「労働組合は反資

    濱口桂一郎氏に足りないもの(その1) : M B K 48
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    ystt 2014/06/17
    「しかし企業の独占が存在しているなら(これが現状です)、労働者が独占するのには――労働組合には――正当な理由があることになります(たぶん社会にとっても望ましいことです)。」
  • 47NEWS(よんななニュース)

    高齢者の運転は「視線が下に向きがち」、なぜ?何に気を付けたら?線路に進入も… 新潟県内で欠かせない交通手段、新潟大学・村山敏夫准教授が注意点を解説

    47NEWS(よんななニュース)
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    ystt 2014/06/17
    「日本人の創造性を解き放って付加価値を高めるには、残業代の概念がないような時間で働く人々が成果を挙げることが大切だ」/ 人件費も「付加価値」の構成要素なんだけど。