2017年6月16日のブックマーク (9件)

  • 学問的営みを蝕む批判理論 - 道徳的動物日記

    Academic Freedom in an Age of Conformity: Confronting the Fear of Knowledge (Palgrave Critical University Studies) 作者: Joanna Williams 出版社/メーカー: Palgrave Macmillan 発売日: 2016/01/06 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る イギリスの教育学者のジョアンナ・ウィリアムズ(Joanna Williams)という人による『Academic Freedom in an Age of Conformity: Confronting the Fear of Knowledge(同調圧力の時代における学問の自由:知識への恐怖に対抗する)』を軽く読んだので、このの内容についての短めの著者インタビューを訳して紹介し

    学問的営みを蝕む批判理論 - 道徳的動物日記
    ystt
    ystt 2017/06/16
    “「批判理論の問題点は、昨今に行われているようなアイデンティティ・ポリティックスを補強してしまい、検閲を行うことに知的な正当化を与えてしまう政治的傾向をもたらすということです。」”
  • IQ・経済・民主主義 - 道徳的動物日記

    Hive Mind: How Your Nation's IQ Matters So Much More Than Your Own 作者: Garett Jones 出版社/メーカー: Stanford Economics and Finance 発売日: 2016/11 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 以前に読んだ、経済学者ギャレット・ジョーンズの著書『Hive Mind: How Your Nation’s IQ Matters So Much More Than Your Own(蜂の巣マインド:なぜあなたの国全体のIQはあなた自身のIQよりもずっと重要なのか)』の中でも、特に面白かった第7章「知識のある有権者と、選良政治の問題(Informed Voter and the Questions of Epistocracy)」について軽く紹介しよう。尚、『蜂

    IQ・経済・民主主義 - 道徳的動物日記
    ystt
    ystt 2017/06/16
    「愚かな投票」は危害原理に抵触するかどうか。
  • 普通選挙権は倫理的に認められるか? - 道徳的動物日記

    オックスフォードのPractical Ethicsブログに、2015年の4月に倫理学者のジョセフ・ボーウェン(Joseph Bowen)が公開した記事を訳して紹介。 blog.practicalethics.ox.ac.uk 「選挙権を認められるべき人々とは誰だろうか?」 by ジョセフ・ボーウェン あなたが思い付けるなんらかの事件(どれだけ些細な事件であってもよい)について、陪審員たちが判決に達したと仮定してみよう。そして、その陪審員たちに関する以下の事実が明らかになったとも仮定しよう。 1:無知な陪審員。その陪審員は裁判に対して全く注意を払わず、被告についてどう考えるかと聞かれた時には、有罪であると恣意的に決め付けた。 2:非合理的な陪審員。その陪審員は裁判に対して多少は注意を払ったが、裁判とは関係のない理由…希望的観測や奇妙な陰謀論など…に基づいて結論を下した。 3:道徳的に不当な陪

    普通選挙権は倫理的に認められるか? - 道徳的動物日記
    ystt
    ystt 2017/06/16
    共和主義と民主主義の緊張関係。
  • 若い研究者の待遇は、あまりにひどい

    新著『物理学者の墓を訪ねる ひらめきの秘密を求めて』(日経BP社)で偉大な物理学者たちの足跡をたどった京都大学大学院総合生存学館(思修館)教授の山口栄一氏(イノベーション理論、物性物理学)が、現代の“賢人”たちと日の科学やイノベーションの行く末を考える企画。 前回に続き、ニュートリノ振動でノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章氏との対談の模様を伝える。話題は科学教育や国の研究予算など日における科学を巡る環境に進んだ。(構成は片岡義博=フリー編集者) 理論と実験という車の両輪 山口 私は岐阜のカミオカンデには2回、行ったことがあります。また、カミオカンデと同じようにニュートリノの観測ができるイタリアのグラン・サッソ山の地下研究施設にも行ったことがあります。1日ずっといて、これは気が狂いそうになるなと思いました(笑)。そこにいる研究者は世俗の享楽から離れた修行僧のよう

    若い研究者の待遇は、あまりにひどい
    ystt
    ystt 2017/06/16
    “日本は「選択と集中」というカッコいい言葉を使いますが、それで全体の体力を落としてしまっていると思います。 ”
  • 原子力、次なる「化石」燃料か

    米フロリダ州ホームステッドのターキーポイント原子力発電所(2017年5月18日撮影)。(c)AFP/RHONA WISE 【6月15日 AFP】米フロリダ(Florida)州最大の発電所「ターキーポイント(Turkey Point)」の外にある灰色の恐竜像は、廃炉となった火力発電用ボイラー2基を象徴するためのものだが、それはまた、増大するコストで崩壊しつつある原子力産業をも表していると見ることができる。 約10年前、ターキーポイントは米国最大級の原子力発電所となること目指していた。所有する電力会社フロリダ・パワー・アンド・ライト(FPL)は、エネルギー源の多様化を維持し、爆発的な増加が予想される州人口への電力供給のために原子力発電の増強が必要だと訴え、そして原子力がクリーンなエネルギーであると大々的に宣伝した。 だが現在、この発電所ではわずか3基が稼働しているのみだ。1970年代に建設され

    原子力、次なる「化石」燃料か
    ystt
    ystt 2017/06/16
    “「結局、環境主義者のせいではなく、裁判のせいでもなかった。単に、安全で割りに合う製品を実現することができなかっただけ。80年代にできず、今日でもできていない」「原子力の技術が主役なることは無かった」”
  • 北朝鮮解放の米学生「大部分の脳細胞が損傷」 医師会見:朝日新聞デジタル

    北朝鮮から解放された米バージニア大学生のオットー・ワームビア氏(22)の治療を担当する医師が15日、米オハイオ州ワイオミングで会見し、ワームビア氏が意識不明の状態で、大部分の脳細胞が損傷していることを明らかにした。ただ精密検査でも外傷の痕は見つかっておらず、「原因はわからない」と述べた。 医師らによると、ワームビア氏はまばたきはできるが呼びかけには応じず、話すことができない状態だという。北朝鮮側は「ボツリヌス菌に感染した」と説明しているが、菌は検出されなかったという。 ワームビア氏の父親フレッド氏も同日会見。ワームビア氏が昨年2月に北朝鮮で記者会見をした時に着ていたジャケット姿で会見に臨んだ。フレッド氏は「あまりにも息子は残虐な扱いを受けた」と非難した。さらにワームビア氏が昨年3月から昏睡(こんすい)状態に陥っていたにもかかわらず「長期間にわたり治療を施さなかった」と北朝鮮当局の対応を批判

    北朝鮮解放の米学生「大部分の脳細胞が損傷」 医師会見:朝日新聞デジタル
    ystt
    ystt 2017/06/16
  • シンガポールお家騒動、首相の弟「リー一族は政界から退くべき」

    シンガポールの最高裁判所を後にするリー・シェンロン首相の弟、リー・シェンヤン氏(2017年4月10日撮影)。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN 【6月16日 AFP】シンガポール建国以来、同国を牛耳ってきたリー(Lee)一族の一員で、リー・シェンロン(Lee Hsien Loong)首相の弟のリー・シェンヤン(Lee Hsien Yang)氏が15日、当代限りで一族は政界から退くべきだと語った。リー一族は建国の祖、故リー・クアンユー(Lee Kuan Yew)氏の遺産をめぐり、きょうだい間で苦い確執が起きている。 シェンロン首相が自らの政治課題実現のために父の遺産を悪用しているときょうだいたちが非難したことで、統治の厳格なシンガポールが揺れている。 シェンヤン氏と妹のウェイリン(Lee Wei Ling)氏は14日、6ページにわたる声明を発表し、シェンロン首相が権力を悪用していると強

    シンガポールお家騒動、首相の弟「リー一族は政界から退くべき」
    ystt
    ystt 2017/06/16
    “この騒動では、シェンロン首相と大きな影響力を持つ妻のホー・チン夫人が、息子のホンイー氏を後継者にする政治的野心を抱いているときょうだいたちが主張したことで、一族の継承問題も露呈した。”
  • タカタが民事再生法申請へ 負債1兆円超、製造業最大 - 日本経済新聞

    欠陥エアバッグの異常破裂問題で経営が悪化したタカタが民事再生法の適用申請に向け最終調整に入った。月内にも東京地裁に申し立てる。負債総額は1兆円を超えるとみられ、製造業の倒産としては戦後最大となる見込み。国内外の自動車メーカーを巻き込んだ大規模リコール(回収・無償修理)問題は、裁判所の管理下で処理が進むことになる。米国子会社であるTKホールディングス(ミシガン州)は日の民事再生法に当たる米連邦

    タカタが民事再生法申請へ 負債1兆円超、製造業最大 - 日本経済新聞
    ystt
    ystt 2017/06/16
  • 母親の肥満で先天異常リスク上昇、スウェーデン研究

    米メリーランド州で開かれた農業フェアの会場を歩く女性ら。(2009年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Tim SLOAN 【6月16日 AFP】肥満の母親から生まれる子どもは、心臓や生殖器の先天性形成不全などの深刻な出生異常を引き起こす可能性が高くなるとの研究結果が15日、発表された。 母親の肥満度が高いほど、このリスクが上昇することが、今回の研究で明らかになった。 研究チームは、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表した論文に「健康的なライフスタイルを実践して妊娠前に標準体重になるよう出産年齢の女性に推奨する取り組みを実施すべきだ」と記している。 2016年に発表された研究では、重度の肥満に分類される18歳以上の女性の人数は2000年には約5000万人だったがわずか10年で2倍の約1億人に増加し、この傾向が続けば2025年までに女性の5人に1人が肥満、10

    母親の肥満で先天異常リスク上昇、スウェーデン研究
    ystt
    ystt 2017/06/16
    “研究チームによると、胎児の器官形成は妊娠の最初の8週間のうちに行われるため、受胎後に体重を落としても遅すぎる可能性が高いと考えられるという。”