台湾南のバシー海峡および日本の沖縄本島近くの宮古海峡上空を飛行したとされる中国空軍のH-6K爆撃機(右)と、台湾空軍のF16戦闘機。台湾国防部(国防省)公開(2018年5月11日撮影、公開、資料写真)。(c)AFP/TAIWAN DEFENCE MINISTRY 【5月19日 AFP】中国空軍は18日、南シナ海(South China Sea)の島に初めて爆撃機数機を着陸させた。同軍が明らかにした。領有権を争う同海の海域の周辺諸国間で新たに緊張が高まることが懸念される。 中国空軍の発表によると、長距離核攻撃が可能なH-6K爆撃機を含む複数の爆撃機が、海上の標的を想定した攻撃訓練を行った後、ある島の飛行場で離着陸訓練を行ったという。 米戦略国際問題研究所(CSIS)の中国の専門家は「爆撃機が南シナ海(の島)に着陸したのは初めてだと思う」とツイートした。 CSISのウェブサイトに掲載された分析