たばこを吸う女性(2017年8月1日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Chandan KHANNA 【5月24日 AFP】米国における若い女性の肺がん罹患率は現在、男性の罹患率を上回っており、喫煙者数では説明できないこの現象に科学者たちは当惑しているとする研究論文が24日の米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に掲載された。 研究は肺がんと喫煙との関連性に焦点を当て、1995年以降の全ての肺がん診断書と1970年以降の喫煙者数に関するデータを分析した。 研究チームは、1960年代以降に生まれた女性たちの肺がん罹患率が現在、男性の罹患率を上回っている理由を説明する何らかの関連性を探ったが、発見には至らなかった。 論文によると、「概して、肺がんの罹患率と死亡率は男性よりも女性の方が低い傾向が続いている」一方で