エジプトのイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルの指導者、アフメド・タイブ師。アラブ首長国連邦のアブダビで(2019年2月4日撮影、資料写真)。(c)Vincenzo PINTO / AFP 【3月4日 AFP】エジプトのイスラム教スンニ派(Sunni)の最高権威機関アズハル(Al-Azhar)の指導者、アフメド・タイブ(Ahmed al-Tayeb)師が1日、一夫多妻制は女性に対して不公平だと発言した。 アズハルが1日夜にツイッター(Twitter)で明らかにしたところによると、タイブ師は「一夫多妻制は女性と子どもに対して不公平となることがよくある」と述べた上で、その背景には、イスラム教の聖典コーラン(Koran)と預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)の言行についての理解不足があると指摘した。 タイブ師は毎週金曜日に放送されているテレビ番組でもこの問題を取り上げ、「結婚