2021年9月26日のブックマーク (2件)

  • 年金・改革主義の亡霊 - 経済を良くするって、どうすれば

    自民党総裁選は、9/29の選出を目指し、政策論議がたけなわだが、年金が論点になるとは思わなかった。しかも、一昔前に葬られた税方式と積立方式を組合せた改革案の復活とはね。理屈としてはスッキリしていても、少子化が年金財政に与える問題の質を外した「間抜けな」提案に過ぎない。ここに迷い込んだために、いかに時間をムダにしたことか。それを繰り返さないことを祈らずにはいられない。 ……… 現在の賦課方式を積立方式に変える過程では、親の年金を負担しつつ、将来の自分の年金を蓄える「二重の負担」が避けられない。しかし、支えてくれる子供を持つ者にとっては、わざわざ積み立てる必要性がない。「二重の負担」は、子供を持たず、蓄えに頼るしかない者がすれば、十分なのである。全体の3割程の子供を持たない者のために、なぜ、全員が方式を変えて「二重の負担」をしなければならないのか。訳が分からないだろう。 では、現在の制度で、

    年金・改革主義の亡霊 - 経済を良くするって、どうすれば
    ystt
    ystt 2021/09/26
    “年金は白地で改革するわけにはいかない。低年金を防ぐなら、非正規への適用拡大という正攻法で行くべきで、ハードルとなる低所得者の保険料を税負担で軽減すれば良い。”
  • テイヴス&ヴェジーナ「人民の敵による長期的発展」(2021年9月23日)

    Gerhard Toews, Pierre-Louis Vézina “Enemies of the people” VOXEU, September 23, 2021 「人民の敵」とは、教育を受けたエリートであるというだけの理由でソビエト体制の脅威になるとみなされた数百万人の芸術家、エンジニア、管理職、教授たちだった。数百万人の非政治犯とともに、彼らはグラーグ、すなわちソヴィエト全土にわたる労働収容所制度へと強制的に移住させられた。稿では、この暗い移住エピソードによる長期的な影響を検討する。これにより、人民の敵が収容者中に占める割合が高かった収容所ほど、今日においてその周辺地域が繁栄していることを企業の賃金水準や利潤、人口当たりの夜間光量から捕捉した。 これら人民の敵、社会主義の敵、労働者の敵に容赦するな!これは金持ちとその取り巻きに対する死への戦い、悪党、怠け者、無法者に対する戦いで

    テイヴス&ヴェジーナ「人民の敵による長期的発展」(2021年9月23日)
    ystt
    ystt 2021/09/26
    “人民の敵が収容者中に占める割合が高かった収容所ほど、今日においてその周辺地域が繁栄していることを企業の賃金水準や利潤、人口当たりの夜間光量から捕捉した。”