夜行列車でワルシャワへ 初めての旧東欧圏訪問 ヨーロッパでイベントや展示会があるときは、せっかくなので会期の前後に周辺都市を訪問するようにしている。陸続きのヨーロッパは飛行機を使わずとも、国際列車を使えば簡単に国境を超えることができるからだ。しかもシェンゲン協定国間ならば入出国手続きの必要もない。各国巡りの目的はもちろん現地の携帯電話ショップを訪問すること。これは趣味を超えてライフワークになっている。 リスボン、チューリッヒ、ストックホルム、ルクセンブルクなど、北欧から南欧まで、そして小国など様々な国をこれまで訪問してきた。しかし旧共産圏国家はなかなか訪れる機会がなかった。西ヨーロッパの方が治安的にも安心できるという思い込みがあったうえに、東ヨーロッパは直通列車が少ないなど西側からはやや訪問しにくい。とはいえ西側の国をほとんど訪問してしまうと、新規開拓国はおのずと東側となる。世界地図を見れ