タグ

ブックマーク / www.kumanodaigaku.com (1)

  • 熊野大学公式サイト|設立者・中上健次の言葉「お燈祭り編」

    このページでは、熊野大学の設立者・中上健次氏による、和歌山県新宮市で毎年2月6日に開催される「お御(とう)祭り」についての発言を抜粋して転載しました。 (『火の文学』より) 松明(たいまつ)というのは神話象徴物なんだけど、その松明を持って、みんなそれぞればらばらに街中へ出ていく。神倉山に登る前にね。つまり、行く人間と帰る人間がすれ違うようになってるわけよ。みんな一斉にむこうへ行っているんじゃなくて、時間がまちまちだから、そうすると当然すれ違うでしょう。そこがいちばん危険なんです。松明を持っているでしょ。みんな怖いわけ、互いに。で、“頼むぜ!”と言って挨拶する。  “頼むぜ!”ってのは、つまり自分が誰かにやられていたら、おれを庇護(ひご)してくれという意味、あるいは、おれは殴らない、おれはお前の仲間だから頼むよっていうとか、後を頼むとか、まあ一種、許してくれとか、勘弁してくれとか、そういうあ

    ysync
    ysync 2024/02/22
  • 1