「市民の皆さま、当市は4月1日をもって家庭からのプラスチックごみの回収を取りやめます。理由は中国による廃プラスチックの受け入れ停止です」 自宅に突然、こんな通知が届いたらどうしますか?今、アメリカではこうした通知に困惑する人たちが増えています。日本にとってもひとごととは言えないこの問題の最前線を取材しました。 (ロサンゼルス支局長 飯田香織) アメリカの家庭では日本同様、分別したプラスチックごみなどの資源ごみを週に1度、ごみ置き場に置くと、回収車が収集していくのが一般的です。 プラスチックごみはその後、業者を通じて中国などに資源ごみとして輸出されてきました。 ところが異変が起きています。中国が環境汚染を心配して、去年1月1日からプラスチックごみの輸入を禁止する措置を発動。それから1年余りがたち、冒頭のような通知を出す自治体がアメリカで広がっているのです。 南部バージニア州スタントン市もその
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