いつの間にか「パケ死」という言葉が、パケット通信料が高額な様からデータ通信料を超えた様に変化していました。でも「パケット」「死」から連想されるのはそれだけではないでしょう。そう、みんな大好きTSのドロップです。 どうも、らんだむです。この記事は DTV Advent Calendar 2016 22日目の記事です。 ドロップがなぜ起こるかは去年のAdvent Calendarで書いた覚えがあります。今回はドロップの理由ではなく、ドロップの判定について書きたいと思います。 パケット MPEG-2 TS では、パケットという単位でデータを扱います。一つのパケットは固定長で、(日本の一般的なテレビ放送では)188バイトです。パケットには必ずヘッダがあり、その後に内容があります。 PID ヘッダには「PID」が存在し、データの種類を識別するために使用します。 エラー ヘッダには「transport