この冬話題の映画「AVATAR」は、迫力ある美しい3D映像が評判ですが、その映像が家庭でも楽しめる3Dテレビが、いよいよ現実になってきました。今回のテクの雑学では、さまざまな3D映像の方式についてみてみましょう。 そもそも、私たちが立体を見るとき、なぜ2次元ではなく3次元に見えるのでしょうか。それは、左右の目がそれぞれ微妙に違う像を見ているからです。左右の目で違うものが見えていることを、簡単な実験で確かめてみましょう。 〜 実験してみよう! 〜 1)両目を開いたままで、顔の正面に、左手の親指と人差し指で輪を作り、右手の人差し指を伸ばして輪の向こう側に見えるようにします。 2)手を動かさずに、右目と左目を交互につぶってみましょう。すると、左手の指で作った輪の向こう側に見えていたはずの右手の人差し指の位置が、右目で見たときと左目で見たときでは、異なって見えることが分かります。 右目と左目の間隔
![第133回 家庭にもいよいよ進出! 進化する3D映像の世界](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c6a6e5e5f470180fde6ec911166f6042888b9450/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.tdk.com%2Fja%2Ftech-mag%2Fsites%2Fdefault%2Ffiles%2F2021-10%2Fcate_knowledgebox_10.jpg)