京都大(京都市左京区)のキャンパスで、無断で立ち入った警察官が、学生らに取り押さえられ、約3時間半後に解放された事案をめぐり、現場近くで当時、演説をしていた学生団体「京都大学同学会中央執行委員会」のメンバーらが7日、京大で記者会見を開催。時計台前の広場に机と椅子を並べた会見場が設営され、通りかかった一般の学生は驚いた表情で様子をながめていた。 会見では、団体のリーダーが騒動のあった4日午後の経過を説明。「学生の集会を警察が監視するのは許せない」として、京都府警に謝罪を求めた。 続いて行われた質疑応答では、「警察当局から過激派に関係があるとみられているのでは」との質問も出たが「私たちは演説や署名集めをやっているだけで、当たり前の活動だと思っている。過激派とか極左とかいうのはマスコミや世間がつくった言葉だ」と強調。「学生が集まって議論し、社会に声をあげるのを警察が監視するような社会はおかしい」
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