因子数をいくつにするか——。 おおかた見当をつけて因子分析を何ケースか行ない、それらの結果を解釈してみて、もっとも妥当な因子数に決定しています。たとえば、6因子と見当をつけたら、4~6~8因子として5ケース行ない、そのうち分析軸としてもっとも使い勝手のよさそうな因子数を採用するという感じです。 また、因子の解釈に際しては、次のような点に留意しています。 ● 因子の解釈が一意的で、 ● 各因子がなるべく独立的であり、 ● 因子群が全体として網羅的である。 さて、見当をつけるには、主成分分析によって求められる固有値が目安になります。 ひとまず主成分分析のモデル生成までを行ない、その後で因子数を推定する3種類の方法をみていきます。 1. 主成分分析を行ない固有値を求める ⑴ ライブラリを読み込む # 数値計算ライブラリ import numpy as np import pandas as pd