高学歴ワーキングプアが社会的に注目されるようになって久しい。 特に大学非常勤講師が経済的に非常に厳しい環境に置かれていることはよく話題になる。 52歳大学非常勤講師「年収200万円」の不条理 しかし、こうしたストーリーにネットでは結構厳しいコメントがつく事が多い。 上の記事に対するコメントには例えばこんな感じのものがある。 年収200万という極貧生活なのに同情を得られない大きな理由の一つは 表向きの時給が高い事だろう。まとめサイトによれば 「首都圏の大学での平均的な金額は1週間に1回(1コマ)90分の授業で1万円」 とのことで、これは知人などから聞く水準とも概ね合致する。 時給にすれば6700円と言ったところだ。 ただこれは講義する時間で考えた時給の話である。 例えば顧客の前でのプレゼンするのがメインの仕事であるビジネスマンに、 時給6700円でプレゼンの時間しか給料が出なくても高いと思う