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ブックマーク / snartasa.hatenablog.com (2)

  • 社会的に構成された名をそれでも名乗ること - ゆなの視点

    私が自分の女性という性別にこだわり、さらにトランスでもあるということを語るとき、ときにリベラルな人々、とりわけ多いのはシスヘテロ男性に、「性差などは社会的に構成されたもので、実在物ではないのだから、それをあえて語る必要はないのではないか」と言われることがあります。 人種に関しても似た話があるのかもしれません。人種という概念に生物学的な根拠はないとよく語られますが、でもBlack Lives Matterのような運動は、blacknessをはっきりと語っていて、そのことを怪訝に思うリベラルな方がいるかもしれない。 他方で性別やシス/トランス区別、人種といったものを打ち出すのであれば、当人たちもそれらが生物学的な根拠を持つ実在物だと認めているのだ、と考える生物学的決定論者もいるかもしれません。 ほかのマイノリティグループに関して私が代弁することはできないし、トランスグループでさえ異なる考えの当

    社会的に構成された名をそれでも名乗ること - ゆなの視点
    ytn
    ytn 2020/06/12
  • 千田有紀「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」(『現代思想3月臨時増刊号 総特集フェミニズムの現在』)を読んで - ゆなの視点

    (査読のない商業誌である『現代思想』に掲載されるのは「論文」ではなく「論考」だろうというご意見をいただきました。こういう文章をどう呼ぶべきかわからず「論文」と書いてしまいましたが、そのために誤った印象を与えてしまったかもしれません。申し訳ありません。) この記事では、『現代思想3月臨時増刊号』に掲載された千田有紀氏の「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」を取り上げ、ひとりのトランス女性としての視点から批判します。いろいろと語りたいことがあるのですが、以下ではまず第一節で、千田氏の基的な議論を要約し、その範囲に焦点を絞って反論をします。千田氏の論文の概要を知りたいだけという方は、ここだけ見ていただければ結構です。第二節では、詳細に千田氏の議論を検討し、どこでどのような問題が生じているのかをかなり細かく見ていこうと思います。第三節はおまけ的な内容で、そこではこの論文が

    千田有紀「「女」の境界線を引きなおす:「ターフ」をめぐる対立を超えて」(『現代思想3月臨時増刊号 総特集フェミニズムの現在』)を読んで - ゆなの視点
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    ytn 2020/02/20
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