どんなときにどうすればいいか、指導を親から行うにしろ学校に伝えるにしろ、本人に告知する必要は必ずしもないと思うし、であれば告知は安易に行うべきではない。 多感な時期の子供の「自分は特別なのだ」という願望に(マイナス方向にではあるが)お墨付きを与えてしまう。まして知能検査の結果が下手に良かったりした場合は特に注意が必要だ。自分はギフテッドでありうまくいかないのはその特性に理解のない社会のせいである…という心地よい幻想に絡めとられ、抜け出せないまま、人生の若い時期を浪費してしまうのはあまりに勿体なく、そして取り返しがつかない。 こじらせてしまった人々のサンプルは、twitterを検索すればいくらでも見ることができる。 発達障害について調べていると、時々彼らの自己紹介やツイートを目にするが、見かけるだに溜め息がでる。