タグ

ブックマーク / www.shinchosha.co.jp (4)

  • ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』読み解き支援キット 池澤夏樹 監修|新潮文庫 | 新潮社

    キットは池澤夏樹氏の著書『ブッキッシュな世界像』(白水社)や『世界文学を読みほどく―スタンダールからピンチョンまで【増補新版】―』(新潮選書)に収録され、『百年の孤独』の文庫化に際して再編集したものです。ゴシック体で示したページ数は新潮文庫版のものです。物語の結末が記されていますのでご注意ください。〔 〕内は池澤氏が便宜的に登場人物に割り当てた識別子または注です。(新潮文庫編集部) © Natsuki Ikezawa. All Rights Reserved. PDF版ダウンロード マコンド〈百年の歴史実話・抄〉―豚のしっぽがやってくるまで― 9 アウレリャノ・ブエンディア〔大佐〕、銃殺隊を前に、氷を見た日を思う。 9 「マコンドも当時は……小さな村だった」〔つまりホセ・アルカディオ・ブエンディアの若かった当時〕まだものに名前がなく、いちいち指さしていた。メルキアデスたちが毎年三月に来る

    ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』読み解き支援キット 池澤夏樹 監修|新潮文庫 | 新潮社
    yto
    yto 2024/06/29
  • 村上春樹、6年ぶりの最新長編『街とその不確かな壁』特設サイト | 新潮社

    コロナ・ウィルスが日で猛威を振るい始めた二〇二〇年の三月初めに、この作品を書き始め、三年近くかけて完成させた。その間ほとんど外出することもなく、長期旅行をすることもなく、そのかなり異様な、緊張を強いられる環境下で、日々この小説をこつこつと書き続けていた。まるで〈夢読み〉が図書館で〈古い夢〉を読むみたいに。そのような状況は何かを意味するかもしれないし、何も意味しないかもしれない。しかしたぶん何かは意味しているはずだ。そのことを肌身で実感している。 村 上 春 樹

    村上春樹、6年ぶりの最新長編『街とその不確かな壁』特設サイト | 新潮社
    yto
    yto 2023/02/01
  • 塩野七生『ローマ人の物語【電子書籍】』 | リリース詳細情報 | 新潮社

    電子版刊行にあたって 印刷用の紙を八つ折りにしたことから「オッターヴォ」と呼ばれた文庫版を最初に考え出したのは、五百年昔のヴェネツィアに生きたアルド・マヌッツィオでした。長い中世を通して書籍と言えば、人間がいちいち筆写した大型で重いしかなかったのが一変し、小型が普及するようになるのは、グーテンベルグによる印刷術の発明をいち早く企業化した、このヴェネツィアの出版業者によるのです。現代でもなおポケットに入る大きさという意味で「タスカーヴィレ」と呼ばれている文庫版は、このときから始まりました。 なぜアルド社は文庫を出版したのか。 それは社主であるアルドが、大学生とビジネスマンに眼をつけたからです。学生は、大型を買うおカネがない。ビジネスマンは、オリエントまでの長い船旅の間でもは読みたい。ヴェネツィアの近くのパドヴァには大学があり、当時のヴェネツィア共和国はオリエントとの交易で繁栄する経

    yto
    yto 2014/04/26
  • 『フラニーとズーイ』J.D.サリンジャー、村上春樹 訳|新潮社

    訳者としては、これからも時代を超え、この『フラニーとズーイ』が、古典として、また同時代的な意味を持つ作品として、長く読み継がれていくことを望む。若い読者には若い読み方ができるし、成熟した読者には成熟した読み方ができる、きわめて優れた質を具えた文芸作品であると信じている。ナイーヴであると同時に技術的にはきわめて高度な、原理的・根源的であると同時にどこまでも優しい魂を持った魅力的な小説だ。丁寧に描き込まれた印象的な細部には、思わず心を奪われてしまう。いたるところに、そのあらゆる隅っこに、まるでだまし絵のように隠喩が潜んでいる。小説好きの人なら人生の中で一度、あるいは二度、読んでみるだけの、それもゆっくり時間をかけて読んでみるだけの価値のある希有な作品だ。の大半を占める『ズーイ』の章に登場する素敵な人物たちは──のブルームバーグをべつにすればたった三人だ!──うまくいけばきっといつまでも、血

    『フラニーとズーイ』J.D.サリンジャー、村上春樹 訳|新潮社
    yto
    yto 2014/02/26
    ズーイって誰?と思ったけどエッセイで言及されてた。
  • 1