2009年11月22日のブックマーク (1件)

  • 本屋の90年代:刊行点数は倍増し、1万店の本屋が消えた時代

    2004年12月に書いたものだけど、「慶応2年から平成20年までのベストセラーをリストにしてみた」を書いて思い出したので、蔵出ししておく。 文中の「15年ほど前」は「20年ほど前」に差し替えた。 15年ほど前20年ほど前、屋に就職した知り合いと話したのは、 どうも屋と読みの利害は一致しない、そればかりか相反するところが多い、ということだった。 その後の10年間(90年代)というのは、どういう時代だったかといえば、 ・の刊行点数は、10年間で倍増した ・その一方、総売上は減少した ・書店は、10年間に1万店が閉店もしくは廃業した ・その一方、大型書店の開店があいつぎ、売り場の総面積は倍増した と言うのは不思議な商品で、売れなくても、納品さえすれば、とりあえずお金が入る。返品分はあとで差し引くというシステムなので、とにかく新刊を出し続けていくかぎり、お金が入って、資金繰りが可能になる

    本屋の90年代:刊行点数は倍増し、1万店の本屋が消えた時代
    ytoda
    ytoda 2009/11/22
    売れるからではなく、売れないからこそ本を出す。永江朗さんの言う「本の偽金化」の本質ですね。