オーストラリア・アリススプリングス(Alice Springs)西方のロスリバー(Ross River)で、えさを探して歩き回る野生ラクダ(1999年1月9日撮影。資料写真)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD 【11月26日 AFP】干ばつが続いているオーストラリア・北部特別地域(Northern Territory、北部準州)奥地の町でこの数週間、野生のヒトコブラクダ約6000頭が、飲み水を求めて中心部まで侵入し、水道設備を破壊したり、空港滑走路を占領するなど暴れまわっている。住民たちはラクダを恐れ、家からも出られない状態だという。地元当局が25日、発表した。 北部特別地域のロブ・ナイト(Rob Knight)準州首相は「ドッカーリバー(Docker River)では、6000頭の野生のラクダがうろついており、町はラクダに『包囲』されている」と語った。空港滑走路にも侵入し