「Linuxはx86サーバーで動かすものと考えていたとしたら、それはLinuxの良さの1つを見過ごしていることになるかもしれません」 こう語るのは、日本IBM アドバンスト・テクノロジー・センター Linux/OSS&Cloudサポートセンター システムズ&テクノロジー・エバンジェリスト -Linux/OSS-の新井真一郎氏だ。 「Linuxを動かす用途が、Webサービスを提供するための数台のエッジ系サーバー、重要度の高くない小規模なファイルサーバーやメールサーバーであったなら、正しい選択だと言えるでしょう。しかし、主要なオペレーティング・システム(OS)として成長したLinuxやオープン・ソース・アプリケーションを、止めたくない重要なサービスや、システム要件の厳しいサービスの基盤として、もっと戦略的に活用していきたい要望をお持ちなら、『マルチプラットフォーム対応』というLinuxの良さは