前回、「2008年末、政治に翻弄される整備新幹線を取り巻く状況をまとめてみる(前編) - とれいん工房の汽車旅12ヵ月」の続き。整備新幹線を巡る2008年末の動きをまとめてみました。 今日は北陸新幹線の金沢から敦賀への延伸について語るつもりでした。地元の福井県は原発と絡めながら新幹線誘致を要求してくるんだろうなあ......と。 そしたら、 北陸新幹線の早期福井県内整備について、県会の中央要請団と自民党の県選出国会議員5人は8日、国会内で意見交換。県会側は「敦賀までの一括認可が実現しない場合には高速増殖炉もんじゅの運転再開を認めない」との内容の決議をする用意があると伝えた。(中略) 県議側は「本県はエネルギー供給で国に貢献している。首相も約束した敦賀延伸が実現されないのはおかしい」などと訴え、決議案について説明した。国会議員らも「財源が足りない状況では政治的な決着しかない」との立場から、決