2021年1月13日のブックマーク (3件)

  • 科学的で現代的な「人を動かす」──『事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学』 - 基本読書

    事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学 作者: ターリシャーロット,上原直子出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2019/08/11メディア: 単行この商品を含むブログを見る事実では人の行動は変わらないという。議論をしたときに「これこれこういう事実がある」という主張をしても相手の意見が変えられなかった、ということは多かれ少なかれみな体験しているものではないだろうか。たとえば、アメリカではワクチンを摂取することで知的障害などが発生するリスクがあるというデマが拡散して、そのせいで百日咳やおたふく風邪が今更蔓延するというアホくさい状況が発生している。 ワクチンによって知的障害リスクが上がるのは完全にデマなので、科学的な事実の啓蒙を行えばいいでしょ、と思うかもしれないが、実はこれには全然効果がないのである。ある実験では反ワクチン思想を持つ親を集め、麻疹にかかった子どもの痛まし

    科学的で現代的な「人を動かす」──『事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学』 - 基本読書
    yu0404mik
    yu0404mik 2021/01/13
    私たちの信念を形作っているのは欲求だ。だとすれば、意欲や感情を利用しない限り、相手も自分も考えを変えることはないだろう。
  • 【書評】そう、人の意見は変えられないのだ!『事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学』 - Under the roof

    事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学 作者:ターリ シャーロット 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2019/08/11 メディア: 単行 書のタイトルを見た瞬間、「ああ、反ワクチン派の人や、代替医療にハマってしまう人たちのことかな…」というのが頭に浮かんだんだが、まさにそんな内容だった。 まず書の冒頭では、2016年の米国大統領選挙の前年に行われた、共和党の候補者討論会の様子が引き合いに出されている。 小児神経外科医のベン・カーソンと、不動産王ドナルド・トランプ。移民問題と税金に関する討論の間に、自閉症とワクチン摂取との関連性について議論が持ち上がった。 トランプはワクチン摂取と自閉症に関連があるという発言をしているが、それについてどう考える?と聞かれたカーソンは、「ワクチンと自閉症の相関を示す結果は報告されていない。トランプ氏だって頭がいいんだから、論文

    【書評】そう、人の意見は変えられないのだ!『事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学』 - Under the roof
    yu0404mik
    yu0404mik 2021/01/13
    確証バイアスというのはこれか。面白い。「人の意見は変えられない」という残念な事実を示してくれるが、同時に「うまく人の意見や行動を変えるにはどうしたらいいか」ということも示してくれる。
  • 頭がいい人ほど、自分の考え方に固執する。

    よく称賛される言葉の一つに中庸というものがある。 バランスが取れているという言い方で表現する人もいるだろう。 特定の思考に凝り固まり、批判的意見もほどよく受け入れる。 これがよい立ち振る舞いだという事は、皆さんもこれまで生きてきて嫌というほど耳にしてきただろう。が、自分の知る限りこれをやれている人は超人だけである。 例えば新型コロナウイルスに対する対策で、いま現在世論は徹底した封じ込めを狙う『自粛派』と、日人は自然状態でもRが1以下なのだから『ノーガードで大丈夫派』が喧々諤々の言い争いを繰り広げている。 時々この両者が交わる事があるが、だいたい議論は平行線である。 とてもじゃないけど、中庸なんて言葉からは程遠い。 とても興味深い事に、この両陣営ともに単純に頭の良さだけで振り分けると、それなりにどちらにも地頭が良さそうな人がいる事である。 3/11の時も似たような現象は目にしたが、またもや

    頭がいい人ほど、自分の考え方に固執する。
    yu0404mik
    yu0404mik 2021/01/13
    人の信念は感情で出来ているってその通りだと思う。