2021年2月14日のブックマーク (2件)

  • 「ロックなおやじ」たちはなぜ、自殺してしまうのだろうか?(川崎 大助)

    最近、もうすこし下の世代で同種の事件が目立っていた。中年のロッカーが死に向かっていた。17年に世間を大きく騒がせたのが、アメリカの人気バンド、リンキン・パークのヴォーカリスト、チェスター・ベニントンが41歳で自死したことだった。 7月20日、ロサンゼルスの自宅で首を吊った状態で彼は発見された。同年5月には最新アルバムを発表、全米1位を獲得したばかりだったため、この事件はすさまじい衝撃を呼んだ。 ベニントンの死を「さらにほかの死」と結びつける声も多かった。彼の死に先立つ同年5月17日、ベニントンよりもすこし年上のロック音楽家が自死していた。クリス・コーネルだ。 90年代の「グランジ」ブームに乗って大ヒットを飛ばしたバンド、サウンドガーデンのフロントマンだった彼は、このときライヴ・ツアー中だった。ミシガン州デトロイトでの公演が終わったあと、やはりホテルの部屋で首を吊った。52歳だった。 コーネ

    「ロックなおやじ」たちはなぜ、自殺してしまうのだろうか?(川崎 大助)
    yu0404mik
    yu0404mik 2021/02/14
    リンキン・パークのヴォーカリスト、チェスター・ベニントンが41歳で自死したり、ロックなオヤジさんは自殺しがち。
  • 「ロックなおやじ」たちはなぜ、自殺してしまうのだろうか?(川崎 大助)

    今年6月、とある大の親日家が自殺した。彼は「ちょいワルのロックおやじ」だった。そういえばザ・フォーク・クルセダーズの一員も、あの映画評論家も自殺している……「ロックは人を殺す」のかもしれない。では、一体なぜロックは人を殺すのか?――作家・川崎大助氏が考え抜く「自殺論」の前編! エミー賞の常連だった いわゆるミッドライフ・クライシス(中年期の心理的危機)のひとつと分類されるべき事象なのだろう。「なぜ『ロックおやじ』は自死を選ぶのか?」という問いが、僕の頭のなかにこびりついて離れない。あの事件の衝撃のせいだ。 「ロックが人を殺す」のかもしれない。この問いについて、僕に可能なかぎりの文化論的考察をおこなおうとするのが、この稿だ。ではまず最初に「事件」そのものを振り返るところから始めてみたい。 去る6月6日、アメリカの著名人、元シェフで作家、大の親日家であり、エミー賞の常連でもあるTVパーソナリテ

    「ロックなおやじ」たちはなぜ、自殺してしまうのだろうか?(川崎 大助)
    yu0404mik
    yu0404mik 2021/02/14
    nombのボーカルさん