「書く」ことについての感銘を受けた言葉をいくつか 忘れる前にここにメモっておこう。 いとうせいこう(リクルートのフリーマガジン「R25」のインタビューより) 連載があるから書くのではなく、書くことで、植物たちの様子を知る。 「書かないと観察できないんです。たとえば“緑”って書きたいとき。人に伝えるために、どんな緑なのかを考え始めるでしょ。抹茶のアイスクリームの緑なのか、新緑の緑なのか、信号の緑なのか。そこで観察力が問われ、自分でもどういう緑なのかがわかってくる。書かないとそこまでいかない。ただぼんやりとした緑で終わっちゃう」 なかにし礼(TBSラジオ「伊集院光 日曜日の秘密基地」2007.3.25 O.A.より) 以前に、著書「兄弟」に関するインタビューで「兄の存在が大変にきつかったが、本に書いたら『けっこう自分は兄に影響を受けているし、いい面もあった』と初めて思えるようになった」と話し