愛着とは、特定の人と結ぶ情緒的なこころの絆の事を指します。子どもは、大人との愛着が形成されることにより、子どもの心の中に、大切な存在が住むようになります。その大人のまなざしが、大きな困難から守ってくれるようになります。 今回は、愛着が形成されることで、その人がどのように守られていくのかを学んでいきたいと思います。 愛着(情緒的なこころの絆)は、社会的行動の土台となる 上のイラストで、タバコを断った場面に触れましたが、心の中の大切な存在が悲しむことを想像することで、例えば犯罪や非行へ向かうことをストップするようになるそうです。 私は非行に走る子どもと、走らない子どもの違いが分からなかったのですが、その違いの一因が、愛着形成ができているか否かであることが分かりました。心の中に大切な存在がおらず、存在に見守ってもらえないことが、社会的に良くない行動をしてしまうきっかけになると言うことに気付きまし