突然ですが、もし心臓発作で心停止となった時、何もしないと1分たつごとに助かる可能性はどれくらい減っていくでしょうか?。正解は10%、つまり10分たてば助かる可能性はゼロに近づきます。 ところが、救急車が到着するまでの平均時間は8分30秒。その空白の時間に、倒れた人を救うために私たちにできることがあります。 「2020年までに心臓突然死を0に」。掲げられたこの目標をかなえたいと私も強く強く思うのは、11歳で亡くなったある女の子の取材を経験したからです。(名古屋放送局記者 松岡康子) 目標は日本AED財団と日本循環器学会がことし4月に発表しました。正確に書くと「2020年までにスポーツ現場における心臓突然死を0に」です。 心筋梗塞や狭心症などで発作を起こし突然死する人は、年に7万人以上います。特に心臓に負担がかかるスポーツの現場では、心臓突然死のリスクが安静時の17倍になるというデータがあり、
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